AID 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子　内藤了

腐乱自殺死体の爆発事件を皮切りに、
続々と起こる異常な自殺事件。
捜査に乗り出した比奈子ら
「猟奇犯罪捜査班」は、背後に「AID」という
存在が居ることを突き止めるが。
大人気・藤堂比奈子シリーズ第三弾!

　　やっぱり面白いし読みやすい。
スラスラ読める。
　リズムがあるせいかもしれない。

　ネタバレあり。

　AIDとういう言葉を忘れた頃に
この言葉が意味をなす。

　自殺志願者の引き金を引く存在。
つまりは犯人だ。

　主人公は新米から憧れの存在に成長した。
でも、自分に自信がなくて、でも情熱と
体力は凄まじい。

　こんなに一生懸命なのはもう仕事の域を
超えている。

　相も変わらずのび先生のことも大好き。
なぜ・・・・。
　そこだけがわからない。

  倉島圭一郎刑事の方がかっこいい。

　三木さんの方が頼りになるし
男らしいい。

　でも誰よりもかっこいいのは三木さんの彼女
西園寺麗華さんだ。

　このＡＩＤの一番の功労賞は彼女でしょう。

　今回の犯人は悲しかった。
読んでいて悲しくなった。
　意外な人物にも程がある
奇をてらうにも悲しすぎる。

　この本はおすすめです。

　でも落ち込みます。