
青嵐の旅人 上 天童荒太
激動の幕末の伊予松山藩。
戦を厭う娘ヒスイ、医の道で人を助ける救吉、若き武士辰之進。
霊泉の湧く故郷を守るため、若者たちが立ち上がる!
ネタバレあり。
青梅辰之進はあっちにフラフラこっちにフラフラと、気持ちに一筋縄ではいかない。
どっちが好きなのだ(たぶん怜)。
お話は坂本龍馬の全盛期。
井川意高さん曰く「坂本龍馬はただの武器商人」という視点で読んでしまう。(そんなに出てこない)
ヒスイも「お前はいったい誰が好きなのだ?」と聞きたくなる。
(多分、救吉)
後半のラストスパートのように、幕末スター大集合で、良かった・・・・。
最高!!
天童先生の新境地ではなかろうか?
時代小説も書けるなんて、控えめに言って神・・・。
この本はおすすめです。
下巻にGO!!
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