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四ツ山鬼談 嗣人

熊本県荒尾市。かつての炭鉱と競馬場と干潟の町。
雨が降れば、土地に染み付いた念が湿った煤の匂いとともに立ち昇る。
町のそこかしこに潜み、たたずみ、彷徨う黒い人。
「夜行堂奇譚」の著者が故郷を舞台に描く、奇怪な幻燈のごとき怪異譚。

 気色の悪い、閉山された炭鉱のお話。
怖いというより、ド気持ちが悪い。

 真実のお話を、少し手を加えて執筆された。

 読んでいて不思議なことがあるのだなぁ・・・・・
と思った。。

 私は霊感は皆無で、感じることもない。
ので、ここに書かれている、不穏な空気を羨ましく思う。
だか、決して体験したくはない。
 体験したお話を聞くぐらいでいいのだ。


 そのような意味でもこの本は、おススメです。

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anco
ありがとうございます!! がんばります!!