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学者の正義 掛谷英紀

コロナが露わにした堕落した学者の姿
学者は真理の探究を捨てた。カネの出し手に都合の良い論文を書くことが正義なのか。
コロナの起源を一貫して追究してきた著者が人工ウイルス研究の闇に迫る

 コロナウィルスが研究所起源ではないと否定しているのは、利益相反のある人だけです。
 具体的には中国政府、人工ウィルスを作る研究をしているウィルス学者とそれを支持する米保健当局、およびそれに近しい面々。


2022年


 バイオインフォマティクス分野の研究者は、みな新型コロナウィルスは研究所起源だと考えていました。
 彼らはそれを公言する勇気がなかった。
その後解析を進めていくうちに、オミクロン株だけでなくデルタ株も人工の可能性が高いと思われた。

日本デザイン生命工学研究会

「2021年1月に塩基配列が公開された瞬間から、所内が騒然となってみな研究所起源の話をしていた。
でも、ある時から箝口令が布かれ所内でそのことについて一切議論してはいけないことになった。」

 命令したのは誰かわからないそうです。

機能獲得研究


 ウィルスや細菌などの病原体の感染性や毒性を人工的に強める研究のことである。
 これは生物兵器に転用可能な非常に危険な研究である。
 この研究の目的は、治療や予防に結び付くと、研究者は主張している。

 しかし、機能獲得研究が治療や予防に貢献する確率はゼロに近い。
理由は、ヒトに感染しうるウィルスは無数にあるからだ。

 人工的に作ったのと同じウィルスが天然に発生する確率は極めて低い。
つまり、人工ウィルスに対する薬やワクチンが天然の新ウィルスに効く可能性はほとんどない。
 新型コロナウィルスの治療薬やワクチン開発についても、パンデミック前に行われていた機能獲得研究の成果は何の役にもたっていない。

結論
機能獲得研究は生物兵器開発を目的としている。

機能獲得研究は必要ない。
むしろ必要なのは、中国をはじめとする潜在的敵国でどのような生物兵器が作られているかを調べる諜報活動の方である。


研究者


 研究者は出世のために、機能獲得研究は実験がしやすく、論文が書きやすく、研究予算がとりやすい。
 機能獲得実験は6か月しか要しないし、成功確率は100%に近い。
機能獲得研究なら、すぐに結果が得られ、論文が書け、次の研究にありつけるのだ。

 つまり、論文を書いて、お金を取って、出世することしか、今の研究者には頭にないので、そういう研究者の欲が、生物兵器に利用されている。

 考えられる2つのケース

研究者がそれぞれの変異を影響を調べるために、1つずつ武漢株に戻した変異株を作ってみた。

善意に考えると、実験を研究施設でしていたところ、それが全て事故で漏れてしまった。
悪質なケースでは、作った変異株を市中に撒いてみて、どれが優勢になるか試してみたというシナリオも考えられる。
 それは広い意味での人体実験、悪魔の所業だ。



ファイザー社


ファイザー社の研究開発部長であるジョーダン・トリスタンの発言。
「同社が新型コロナウィルスの変異株を作る計画をしていた」

 ファイザー社のHPでの公式発表。
「知られている変異を含まないウィルスに対し、抗ウィルス薬の効果を評価するために、人工的に変異を誘導することがある」

 彼らは自ら人工的に変異を導入した変異株を作成していることを公式に認めた。



特許切れの抗生物質


 新型コロナウィルスにおいて、特許切れの薬であるヒドロキシクロロキン、アビガン、イメルベクチンなどが、新型コロナウィルスの症状緩和に効果があると期待された。
 だが、激しいバッシングたそれを封じた。

 製薬会社は新薬開発に注力した。
いずれも製薬会社に巨大な利益をもたらした。
 もし、特許切れの薬が効くとなると、製薬会社が得られる利益はほとんどなくなります。
 そのため、本当に効く薬が葬り去れた可能性はゼロではない。

  エイズの治療においても、特許切れの薬が使用されないために1万7000人の命が失われた。



アメリカにおける官僚と製薬会社との癒着


 アメリカでは保健衛生行政(CDC,FDA)の幹部はm製薬会社のメルクやファイザーに天下りしている。
 そのため政府は、製薬会社が不利になるようなことはしません。

 完全に癒着している。
 新型コロナウィルスの起源を調査していたCIA分析官7人中6人が研究所起源であると考えていたのに、お金を受け取って天然起源に見解を変えたという内部告発が米議会の特別小委員会に対してありました。


マスコミとの癒着


 製薬会社は政治家に巨額の献金をし、政府当局者の天下りを受け入れる一方、マスコミには巨額の広告費を出しています。
 ですから、既存の大手マスコミは薬やワクチンについてマイナスになる報道はしません。

 昔は、アメリカでは処方箋んテレビ広告は禁止されてました。
それが解禁されて以降、アメリカのテレビでは薬の広告だらけになっています。


日本の新聞社


 過去は収入に占める読者の購買量の割合がそれなりに大きかったため、スポンサーよりも読者である一般市民の側に立った報道をする傾向がありました。
 ところが、発行部数が減ってくると、どうしても広告費への依存度が高くなります。
 そのためスポンサーは配慮し、企業の不正に切り込むような報道が少なくなっている。

 2010年代 子宮頸がんワクチンに副反応が顕在化されたとき、朝日新聞、毎日新聞が取り上げて記事にしました。
その結果、子宮頸がんワクチンの接種は推奨されなくなりました。

 しかし、最近は子宮頸がんワクチン推奨の医師が盛り返しており、当時の判断は間違いだったのではないかという意見が増えています。
 特に朝日新聞、毎日新聞は子宮頸がんワクチン推奨の記事を多く発信している。

 キチガいじみた記事の中には、子宮頸がんワクチンを、男性への接種にも推奨している。

森沢恭子区長は記者会見で、「男性もかかる可能性があるいくつかのがんの予防効果があり、多くの方が接種することでHPVウイルスの感染拡大防止の効果も示されている。男性にもしっかり接種していただきたい」と話した。



ぼろ儲けワクチン


 ワクチンは健康な人に打ちます。
保健当局に推奨されて全員に打てるようになれば、それを製造販売する製薬会社は莫大な利益を得ることになります。
 それゆえ、製薬会社は保健当局を買収してでも接種を推し進めようとします。

 LGBT問題も医療産業複合体に関係していると考えられる。
性転換手術をすると、その後一生薬を摂取し続けなければならなくなるからです。
 性転換手術後は一生、ホルモン剤を投与し続けねばならず、性転換手術が増えると医療産業複合体は儲かります。

医療産業複合体のお金の種である。


提案


 医薬品に関して利益相反がないと申告した場合、行政が捜査権をもってそれが事実か否かを調べることができるようにし、その申告が嘘だとわかった場合は巨額の罰金を科すことができるように薬機法を改正することです。
 製薬会社に対して、医師、病院、学者、研究機関、保健機関への金銭の支払いをすべて開示するように義務付ける立法も制定するべし。

 そのような制度を導入しない限り、医療産業複合体の腐敗が是正されることはないでしょう。



エリート主義


 頭のいいエリートは、自分たちの決めたルールを、愚民たちはしたがっていればいいという考え方である。
 正義で動く人は、金で動く人にはかなわない。

  この世の9割は正直者だが、1割の嘘つきが81倍情報を発信するので、世の中に広がる情報は9割は嘘になるということです。
なぜ、嘘つきは81倍も発信するパワーがあるかというと、彼らはお金がかかっているからです。


 「金儲けはつまらない」という。

頭のいい人は金儲けはやろうと思えばいつでもできる。
だから、本当に頭のいい人は金儲けに釣られない。

 本当に能力の高い人は、給料が低くても、他の手段で儲けることができる。
 政治家の給料も低くして、国を動かせるというだけで、十分魅力がある仕事なので、その魅力だけを目当てに集まってくる人こそ、政治家にふさわしい。


  僭越ながら、掛谷先生の本の中で、この本が一番好きです。
とても、勉強になりました。
 そして、宮沢孝幸先生を憂いでおられる言葉に、胸が熱くなりました。

 他にも、アメリカのJFKのお話や、科学者の実態がとても為になりました。

 私も、自衛隊の車を見たら敬礼しよと思いました。

 イヌマエル・カントの死ぬ前の言葉。
「これでよし」

 私も、その言葉でこの世と別れられるように、がんばります。

 この本はおすすめです。







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anco
ありがとうございます!! がんばります!!