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青嵐の旅人 下巻 うつろう朝敵 天童荒太

藩士・大原観山の命で新選組の原田左之助を訪ねたヒスイと救吉は、旅の途上で、かつて山中で命を救った坂本龍馬と再会。その後、沖田総司ら新選組の隊士たち、長州の桂小五郎、高杉晋作ら新しい世を作らんと志す傑物たちと出会う。いっぽう、武士としての信念と現実の狭間で揺れる辰之進には、その心を試すように常に暗い“影”がつきまとう。情け容赦ない戦、愛する人の死、そして迎えた、故郷伊予松山最大の窮地……。激動の時代を愚直に生きる三人が見た希望の光とは!? 

 ネタバレあり。

 「それで?それで・・・・いったい君は誰が好きなのだ?」
と100回ぐらい聞きたくなった。


結局、わかったが、納得したが、大変であった。

 天童先生には時代小説しか書いてほしくない・・・と思うぐらい面白かった。

 完璧である。

 ゆっくり読みたかった。
だが、手が止められなかった。
急いで読んではいけません。

 この本はおすすめです。

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anco
ありがとうございます!! がんばります!!