ストレスと性欲のぶつけどころ
キショカスクソクソ社会を生きているのでおもちも人並みにストレスを抱えている。
社会人の皮を被るとなおのこと、抱えたくもないストレスをぶつけどころもなく持ち歩いている。
さらにいうとおもち、多分めちゃくちゃ性欲強い。残念だけど。
まあそもそも男女問わずバグ好感度メーターで好きだなあと感じる人間に対しみんなうっすら性欲に近い何かを抱いているような生き物なので、なんとなくぶつけどころのない性欲もある。生きるのが下手すぎるのでは。
とはいえそれを誰かにぶつけるわけにもいかない。特に性欲。一方的に投げつけられる性欲は気持ち悪いから。それはわかるから社会人としてギリギリラインを保ってる、偉いぞおもち。
たまに人にそれを見透かされる。特にストレス。性欲は今のところ3人くらい? 最近一人増えてなんだかなあと思っている。学生の頃から構成物質に変化がなさすぎですわよ。
ってなわけで煮え切らない感情をふつふつ持ち歩きながら生きているわけだけど、そうすると色んなメーターが爆発しそうになる。
ストレス皆無性欲皆無も問題だけど、抱えすぎると死だ。
それらの都合のいい目の瞑り方が酒である。アルコールで脳をふわとろにして人と過ごして人といたい淡い性欲を溶かして何もかもぐちゃぐちゃにして。
とまあ誤魔化し誤魔化しやってはいたもののさすがに限度はあって。学生のようにいかないことも多いから、代替手段がいるよなあと考えた。酒は普通に飲むし、別に自慰もセックスもするけどそれとは別の何か。時間も相手も無限じゃないから。
そんなことをあれこれ悩んだ結果、なぜかジムに通い始めました。
まあ一番体力増進ダイエットなのだけど(おもちの現部署割と体育会系なのでついていけない時ある)なんというか、なんとなく、「セックスでかく汗も走ってかく汗も同じじゃん!」という閃きが突然おもちにもたらされた。
けどおもち、運動はほんのり好きだけど得意ではなくて。続けるにはどうしようかなーと考えていたところ、Netflixで「架空OL日記」が配信されているのに気づいた。
もはや解説するまでもないけど、一応架空OL日記とは。
これおもち結構好きで何度も観ているのだけど、妙にリアルな日々の作中で、何度かバカリズム演じる「私」たちがジムに通うシーンがある。
現実OLおもち、ひらめいた。「あ、これじゃーん」
幸い、一応家と会社の通勤路上にそこそこ安いマシンジムがあって、これでは???と気付きを得てしまった。
おもちは簡単なオタクなので好きな作品と同じことするという行為に楽しみを感じられる。というか私もOLだから。(?)
一緒に通う同僚はいないけど、お喋りがわりにサブスクでドラマ観たりしつつ、汗だくになるくらいに運動して。
効果はあるか?と言われると少なくともストレスと性欲はぶつけられているような気がする。ムカつく先輩の戯言を思い出しながら汗かいてるとだんだんどうでもよくなっていくのがわかったし、汗かいてると充足感がある。もはや擬似セックスかもわからん(そんなわけはない)
夏の終わりにそれなりに気は滅入っていたし、結構いい気分転換だ。運動できている自分の社会性を取り戻してる感じ、自己肯定感に効く。何より汗かいた後のビールうまい。民謡流しの後のビールが一番美味しいんだからそりゃそう。
本末転倒のような、いやいややってるだけマシと言い聞かせ、頑張って対応中です。とりあえず腕力で勝つ筋肉が欲しい。性欲とストレスと引き換えに。
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