女の子と飲みに行った
おもちは散々言っているように普段は男だらけの村に暮らしているような生活をしている。
元々うちの会社、男女比率が偏っている(人事曰くそもそも女子の応募が少ないらしい)うえ、その中でもトップクラスに男社会な部署にいるので乙女の園こと現場にいた頃とは明らかに遊び方が変わった。(女の子の店とかいってる時点で察して欲しい)
現場にいた頃は定期的に歳の近い女の子とも遊んだけど、その機会もすっかり少なくなり(というか男どもと飲みに行く頻度が増えすぎて)おもちはたまに「女の子と遊びたい」と不貞腐れていた。(女性と遊ぶ機会はあるけどマダムたちと遊ぶ機会が多い)
別に野郎どもと呑むのが不満なわけではない。むしろ楽しい、楽しいけど、同期や後輩が同性ときゃっきゃっしてるの羨ましい!!!!
というわけで先日、後輩の子と飲みに行った。
実はおもち、現部署では末っ子紅一点モンスターで他課の後輩一人を溺愛する厄介女をやらせてもろてますが一歩部署の外に出ると実はそれなりに後輩のいる中堅手前だったりもする。
それでも基本遊ぶのは自分が元いた現場の子達が多いのだけどこの後輩ちゃんはなんとなく遊びたいねーと言いながら機会が伸び伸びになっていた子だったので約束を取り付けてサシで飲んだのだった。歳が近いといっても入社年的には5つも違う。
会社の噂話とか恋愛の話とかドラマの話とか、なんか可愛い話ができて楽しかった。野郎どもと飲むと家庭と仕事と死の話しかないから。なんなんだ死の話。
一軒目に自分の好きなお店に連れていき、なんとなく解散するのがお互い惜しいし後輩の彼氏が迎えに来るまで少しあるというので二軒目にいった。
所謂赤提灯の店で、安いお酒とおつまみにお話を添えていたら隣のおいちゃん一行に「お姉さんたち美人さんね〜」なんて言われた。
酔っ払いの戯言は間に受けないおもちと後輩ちゃんはきゃっきゃっしながらその一行とくだらない話をした。気付いたらお銚子2本奢ってもらっててウケた。
おいちゃんたちはその店の常連さんらしく、店員さんも含めてわちゃわちゃするのが結構面白かった。ホステスらしきお姉さんがいたのもウケた。
今時の若者としては嫌だった、と顔を顰めるべきなのかもしれないけど、人好きおもちは結構こういうのも好き。野郎どもといるとお姉さんに絡むことはあれど、絡まれることはないから。(うちのスポーツマン野郎どもはガタイがいいため)
幸い、後輩ちゃんもそれなりに飲み歩いているという言葉には相違ないらしく、慣れた様子で酒を飲んでいた。
こういうの、しばらくなかったなぁと思ってから、そういえば現場にいた頃に、再雇用のおいちゃんに連れられて飲んだ時、常連さんに奢って貰ったなぁなんて思い出した。
あと、野郎どもとバイバイしてから出会ったおじさんを道案内したら何故かお礼にビール貰ったときとか。(後日危機感がなさすぎるとお兄さんにしこたま怒られた)
懐かしい思い出に浸れたりしてたまには可愛い後輩と呑むのも良いもんだなあなんて思った。何より解散が24時前なのがよろしい。
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