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日本生命 B2 プレーオフ 2022-23 長崎ヴェルカv熊本ヴォルターズ GAME1 GAMEREPORT

B2初年度で西地区2位まで上がった長崎と
4度目の正直でB1昇格を狙う熊本とのクォーターファイナルGAME1
スタートは長崎が狩俣、ボンズ、アギラール、高比良、ヘディング
熊本がマクリーン、磯野、谷口、ソウ、神里

1Q
両チームとも気迫の入ったディフェンスでおよそ2分はスコアが伸びず膠着状態
そこから主導権を握ったのは熊本
山本翔、田渡などがスコアを重ねる。
これに対して長崎はヘディングのミドルやボンズの3Pで応酬し19-21で終える。

2Q
このクォーターも先に主導権を握ったのは熊本
ベンチスタートのウッドベリーの3P
磯野のスコアで5点差になり長崎前田HCが先にタイムアウトを取る
きょうの熊本はウッドベリーを起点にしたオフェンスで組み立て
長島のファストブレイクやand1を作り出す。
また磯野も好調でリードを11点まで広げた
長崎は狩俣が完全に封じ込まれ18分間3Pの試投がなかった。
しかし狩俣のオープンスリーが残り1分でようやく決まり
熊本遠山HCがタイムアウトを切った。
タイムアウト明け熊本は神里のスコアと谷口のディープスリーで流れを引き戻し
前半を29-46で折り返す。

3Q
長崎はすかさず猛チャージをかける。
1分半でチームファウル4つを熊本にさせてボーナススローを得る。
得意のヴェルカスタイルであるアグレッシブなディフェンスから松本、ボンズ。ヘディングのスコアで10点差まで詰める
さらにギブスのセカンドチャンス、アギラールのスコアなどで長崎が猛追
このクォーター熊本を12点に抑え長崎は23得点で一気に詰めて52-58

4Q
長崎の勢いは止まらず熊本のターンオーバーから松本のイージーバスケット
さらに狩俣のフェイダーウェイ、ボンzのセカンドチャンスで
16点差を2分で追いついた。
しかし熊本はウッドベリーのオープンからの2本のショットが決まり再び60-65と突き放す。
ウッドベリーは故障明けとは思わせないプレイで
この時点で20点
ここで長崎には痛いプレイが出た。
ボンズがインサイドアタックを仕掛けようとしたところ熊本のファウルを誘ったものの
そのあとにエキサイトしボンズにテクニカルファウルが宣告される。
そして残り5分のところでファウルアウト大きな支柱を失う形となった。
熊本はマクリーンがスコア氏再びリードを作る。
しかし長崎はここからアギラールの3P、ギブスのインサイドアタックではじめてリード・
熊本はマクリーンのフリースロー、インサイドアタックの3Pプレイで勝ち越し 残り1分19秒
長崎はこれに対しアギラールのスコアで三度勝ち越し
そのまま76-73で逆転勝ちしGAME1を制した

試合後記者会見要旨
熊本 遠山向人HC
満員のアリーナで後押しがあって素晴らしいゲームだった
後半に我慢しきれずに出し切れなかった。
下を向かずに戦っていきたい。
ターンオーバーが大きかった。トランジションゲームになって苦しくなった。
ウッドベリーについて練習していない中だったのでチーム総力戦で戦った。
前半のディフェンスの手ごたえについてトランジションディフェンスが効いた

長崎 前田 健滋朗HC
前半の難しい状況から逆転に持ち込めてよかった
ホームだったからこその結果
長崎が一丸になったと思う。
前半は非常に硬かった。
思い切ってのプレイがなかった、考えながらプレイしていた。
ディフェンスでしっかり組み立てて迷いがなくなった。
具体的にどういった成長ができたかは分からないが
勝っていくのに必要なものが何かを知ることができたと思う。
インセンティブの高さとホームアドバンテージの一体感があった
プレイ一つ一つの動きのスピード、コンタクトなどが違った
きょうは前半が弱かった。
やるべきことが試合通して変わらないところ。

長崎 #4 狩俣 昌也
前半は自分らしさが出なかった。
後半は一体となって戦えて価値のある一勝だと思う。
ディフェンスでプライドを持って守れなかった前半
オフェンスで走れなかった部分があった。
ハーフではディフェンスの見直しを声かけた
前半は気持ちが入りすぎてしまった
ホームでなかったら負けていたかもしれない。

長崎 #9 パブロ・アギラール
きょうの勝利は大きい。前半は足りなかった部分があった。
ハーフタイムでPOでどう戦えばいいか
準備ができているとリマインドしたうえで戦えた
POはRSとはまったく違うもので
出だしからメンタリティーをもって戦いたい。

ブースターがいい雰囲気を作ってくれた。
ブースターもきょうの戦いを知っていた。
大きな力になった。
ブースターありきで戦っている
熊本ウッドベリーについてチームとしてヴェルカスタイルを発揮すればいい形になると思う。
今日以上によりタフな試合になると思う。
個人としてはチームに貢献すること
個人としてもチームとしてもフォーカスをあててプレイすること
きょうの数字としてはチームとしては悪かった(ワーストに近い)
ただこの数字でも勝てるというのは互いに助け合った結果
前半はオフェンスもディフェンスも全くできなかった
後半はやるべきことをエクスキューズした。

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アナウンサーチームAnchor’sRoom九州
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