タレントの身近にメンタルサポートを
おはようございます。
anchorage代表の窪田茜です。
HPのコラムからの引用です。
anchorageでは、芸能プロダクションやスタジオを提携を行い主に俳優やタレント等実演家のメンタルサポートを行っております。
対面やオンラインでのマンツーマンのセッション、面談、プロダクションの方からのご相談など。
実演家のみなさまは現場や稽古の場でも礼儀正しく本当に前向きでエネルギーがある方ばかりです。
ただ、だからこそご本人の中で「言えない思い」というのがたくさん積み重なっていくのだろうな・・と感じる部分も同時にあります。
人前に立つ方(それこそリーダーシップをとられたり経営者の方も同様かもしれません)は責任感も強く周囲への影響を考えて、ご自身の「不安」「恐れ」などの弱音を口に出すことが難しくなることがしばしば。
それに加えて自分のイメージがそのまま仕事や評価に直結すると思うと、自分の中にあるさまざまなものを孤独に抱え込んでしまうのは無理のないことです。
そこから心身の不調につながったり、スランプに陥ることも多くあります。
ご自身でも気づいていないような口に出せない思いが、体に溢れてきているんですね。
ただ、今提携しているプロダクションやスタジオだと半強制的に(笑)トレーナーと個別で話す時間を提供されるので、そうすることで問題を未然に防げる場面に遭遇します。
また、スランプ状態で非常に辛い思いをされていた方も、心にしまい続けてきたものを口に出して行くことでスランプから抜けてどんどん元気になっていく・・という姿も見ています。
「口に出すのって本当に大切ですね」
「受け止めてもらえて安心しました」
「ここで話せるからやっていけています」
そんな言葉もお聞きします。
ただでさえ感受性豊かで繊細な方が多い業界で、それぞれ本当に大きなプレッシャーの中で日々闘っていらっしゃる。
安心して自分の想いを吐露できる場所がみなさんの身近にあってほしいな・・と思います。
今かなり風向きが変化してきているように感じますが、まだまだ専門家に相談するという敷居は高いのかもしれません。
韓国の大手事務所では社内にカウンセラーを雇用し、新人のうちからメンタルケア教育が行われているそうです。
そうすることで「相談すること」に慣れる、また身近に信頼関係のある専門家がいることで何かあった時にも安心して駆け込めるのだと思います。
またタレントの方だけでなく、マネージャーや周囲のサポートする方々にも大きなストレスやプレッシャーがのしかかっているな・・と感じる場面も多々あります。総じて話せる場面が非常に少ないのが一つ目の問題です。
そんな時にじゃあ社内に本音を言えるのか・・というとよほど風通しがよく余裕のある環境でないと難しいのではないでしょうか。
守秘義務のある第三者と安心した空間で話すことは、問題解決や向上の一歩目です。
お気軽にお問い合わせください。
contact@anchorages.jp(担当:窪田)
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