池田泉州キャピタル勉強会、初の神戸開催 アンカー神戸の魅力再認識
池田泉州キャピタルさんが毎月開催している勉強会。5月で202回を数える伝統あるイベントを、アンカー神戸で開催いただきました。しかも、初の神戸開催。大阪を中心に活動される勉強会のメンバーに、神戸のスタートアップエコシステム、アンカー神戸の魅力をアピールしました。
池田泉州キャピタルさんとの関係は、神戸新聞社と関西学院大学、神戸市がミント神戸で開催してきた「神戸スタートアップオフィス事業」時代に遡ります。勉強会で、同事業を紹介させていただくなどしていました。
アンカーがオープンする際も連携を模索していたのですが、コロナ禍の真っ只中だったため実現できずにいました。今回、池田泉州キャピタルさんのご好意もあり、長年のラブコールを実現いただきました。
せっかくいただいたご縁。アンカーと神戸のスタートアップエコシステムについて発信しようと、「KOBEスタートアップエコシステムの一翼を担う~ANCHOR KOBEの2年間とこれから」というタイトルでトークセッションを行いました。パネリストは、ともにメンターを務めていただいているTOAの宮田哲さん、アドリブワークス代表山岡健人さん、神戸市新産業創造課課長武田卓さん、そして私(アンカー神戸GM・篠原)の4人。モデーレーターは、アンカーが誇るインキュベーションマネジャー松本修平さんにお願いしました。
神戸のスタートアップエコシステムや神戸市の施策紹介、その中でアンカーが担う役割の説明から始まり、各パネリストの事業、アンカーでの活動紹介などを行いました。その後、神戸の強み、大阪・関西との連携などへと話は展開し、最後はアンカーをどのような魅力的な施設にしていくかをディスカッションしました。(パネリストを務めた本人が書くのはおかしいかもしれませんが)パネリスト、会場の熱量は高く、あっという間の1時間でした。
セッション中、改めて感じたことを3つ記します。
1つ目は、宮田さん、山岡さん、武田さん、松本さんと、こんなに熱量高く先駆的な活動をしている人たちに関わっていただいていることがアンカーの強みだと感じました。アンカーコミュニティには、ほかにも魅力的な方々は大勢います。同時に、運営者として是が非でも成功させないといけないという責任感も強くなりました。
2つ目は、アンカーに流れるポジティブな空気感です。アンカーを利用するメンバーさんは皆さん前向きな方が多く、ビジネスについての相談や雑談をしていても、否定などのネガティブな反応はなく、物事が展開する方向へ進んでいきます。欠点の指摘ではなく、面白い点や長所を拡大していく流れです。そんな前向きな空気感に引き寄せられ、新規事業開発などで行き詰まった人たちがアンカーを訪れ、ほかの会員さんと交流していく。ほかのパネリスト(この人たちは特にポジティブの代表です)の話を聞きながら、「そうか、そうだったのか」と感じました。
3つ目は、関わっていただいている大勢の団体・個人への感謝です。アンカーは、神戸市が開設し、神戸新聞社とトーマツが共同で運営しています。その3者だけでなく、神戸商工会議所、SHIBUYA QWS、日本経済新聞社など、多くの外部の団体の協力、お力添えをいただき、運営しています。今回のイベントも、池田泉州キャピタルにご縁をいただいたからこそです。協力していただける人が多いからこそ、関西を代表する共創施設に成長できました。人が人を、協力が協力を呼び、アンカーという、単なる施設では終わらない生命体がつくりあげられている。少し大げさですが、そう感謝の思いを抱いたセッションでした。
最後に、池田泉州キャピタルの辰己賢一常務、このような機会をいただきありがとうございました。そして、アンカー開催第2弾もよろしくお願いします!
(アンカー神戸ゼネラルマネジャー 篠原佳也)