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『Enshrouded』二人協力プレイ感想 - 霧に浸食された王国を探索するオープンワールドアクションRPG - 4.5/5.0点


前提

どこまで遊んだ?:アーリーアクセス発売直後で遊べる範囲?まで
遊び方:マルチでの二人協力プレイ

どんなゲーム?

  • 一言でいうとオープンワールドRPG+サバイバルクラフト

  • サバイバル要素が強いクラフトと硬派な難易度の「サバイバルアクションRPG」

  • 木材や石を拾って武器やアイテムをクラフトする自給自足のシステムがあり、マルチプレイにも対応し、仲間と協力しながら広大なフィールドやダンジョンを探索していく

  • 似たような物だとVALHEIMにかなり近い。知名度の高いゲームだとマイクラ系

面白かった所!

霧に浸食された王国を探索するオープンワールド

  • 探索する→装備を集めたり資源を集める→施設や装備を強化するということを繰り返していくことになります。これがオープンワールド要素と非常に相性が良いです。

  • マップはランダムではなく固定の物なのですが、レベルデザインが良く、初期地点から離れて新しい地域に行くと新しい資源が出て、敵も強くなっていく…という良い塩梅

ファストトラベルポイントとして解禁される塔から周辺を偵察できるのがワクワク感を駆り立てる

霧による行動制限と緊張感

  • 本作の独自要素でもある霧に浸食されているエリアでは行動時間に制限がかかるため緊張感をもって探索ができます。制限時間が過ぎると問答無用で死亡します。

  • 制限時間が半分を過ぎたら引き返すのか?そのまま進んで霧を抜けるのか?という判断が求められてるため霧の中のエリアで探索は緊張感に溢れていました。

  • 霧の耐性にレベルがあり、耐性よりも危険度の高いエリアは急速に活動時間が減るため、実質的な探索エリア制限がかけられています。

  • 拠点にある祭壇を強化していくことにより耐性レベルが上がっていき、行動可能な範囲が徐々に増えていきます。

  • 広すぎるオープンワールドの探索の方向性をある程度制限する事で、ゲームバランスを調整しつつ次の目標や目的が立てやすくなっているため非常に良いシステムだと思いました。

食事や建築要素に意味がある

  • VALHEIMのシステムと同じなのですが、食事と建築要素がプレイヤーに有利な要素をもたらします。

  • 食事をするとバフを長時間(約20~40分ぐらいのものが多い)を得ることが可能で、それが最大3スロット分(同系統は不可)かけることが可能です。これが結構強力なものが多い。

  • 例えば、マインクラフト等では単に満腹度を得るためだけなので、同じ食事…例えばパン等をずっとかじっていれば良い…という味気ない物でした。このゲームでは様々な食事をとる事で強力なバフを得ることが可能で、様々な食材を手に入れ様々な食事を食べることでゲームを優位に進めることが可能になります。

  • 建築に関しても、自宅で休むと休憩ボーナスが得られ、スタミナ最大値やスタミナ回復速度があがるため非常に強力なバフとなっている。自宅には”快適度”という項目があり、椅子や机・照明などを豪華なものにしていくと快適度があがり、休憩ボーナスの持続時間が長くなっていきます。

  • これらの要素があるので拠点での建築や食事の用意も楽しめるのがGOOD POINTです。

個人的に気になった所

翻訳のバグがある

  • 誤訳…ではなくテキストIDを引用するようなメタタグが偶に文章に出てくる事があります。こればっかりは残念でした。アーリアクセスなので仕方ないのですが…

ここまでひどいものは修正されたが、いくつか残っている。

マルチプレイ補足情報

  • マルチプレイの仕組み:ホストが部屋を立てて一緒に遊ぶスタイル。いわゆるマイクラ系。専用サーバ無しでも遊べるが、ホストがゲームを遊んでいる必要がある。

  • マルチ解禁タイミング:最初から

  • マルチ注意事項:大きな制約はないが、クエスト進行度が一致しない可能性があったり、宝箱の中身の取得がクエスト進行度のカギになっているので後で共有する必要があったりなど。

総評

  • 霧に浸食された王国を探索するオープンワールドアクションRPG+サバイバルクラウトでマルチでもソロでも楽しめる。

  • オープンワールドとサバイバルアクションRPGを上手く融合させていて、冒険感に溢れる体験が可能!霧の中の緊張感のある探索もGOOD

4.5/5.0点


アーリーアクセスだけどどこまで遊べるの? (配慮はしてますが若干のネタバレ有り)

配慮はしてますが若干のネタバレ有ります。気になる方だけ閲覧してください。アーリーアクセスのゲームですが遊ぶに堪えうるものなのか?についてです。

以下スクロール







アーリーアクセスだけどどこまで遊べるのか?

進行度:中盤?まで
不具合:小~中程度

進行度について
40~50時間遊べたのでコンテンツとしては十分。
収集ややりこみ要素もまだ遊べる。
ただし、ストーリーやコンテンツ的に区切りが良い所まであるか?と言われるとそうではない感じ。気が付くと次のクエストが出てこないので、これで終わり?という感想でした。最後に大きなメインクエストや強力なボスを倒してエンディングクレジットが流れる…ような達成感を得たい方には向いてないかも、アーリーアクセスなので…。修正アップデートは頻繁に行われていますがロードマップも出ていないので歓声がどうなるかは不明。

不具合について
クラッシュのような致命的な物はないが、細かな翻訳バグや一部クエストがマーカーに出ないバグ等小規模なものが少々。製品版のクオリティではない物の、遊ぶには問題ない。

Enshroudedはかなり遊べる方なのでは…というのが個人的な所感

補足:アーリーアクセス版について
アーリーアクセス版は先行プレイ版ではなく、開発途中のバージョンをプレイし、フィードバックを集めながらゲーム開発がされる物です。
私のスタンスとして、製品版レベルに遊べたらラッキー!そうでない場合は今後の開発に期待!という感じ遊んでいます。物によってはかなり最初のほうでできる事がなくなる物や、バグが多くて遊ぶに耐えれない物、未実装なのか不具合なのか判別が難しくて困る物…などもありますが、それも含めてアーリアクセスです。


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