「飲食店でのDJイベント制作」を考える①
Anchill Japaneseです。DJをしています。現在は「Anchill Japanese 《weekly DJ》」というYouTubeチャンネルを運営しながら、イベント企画を中心に活動しています。
イベントの制作過程をご紹介します。
さて、今回から、音楽担当として参加する10月22日開催のイベント制作過程を紹介していこうと思います。一切お金が発生しないプロセスエコノミーだと思ってください。(違う?)
なお、この記事は、
DJに対する「チャラ&パリピ」のイメージをどうにかして払拭したい!
という、強烈な下心をもって書いています。どうかお許しください。
場所は老舗の水たき屋さん
さて、今回の開催場所は、創業90年以上の超老舗の水たき店、
「水たき玄海 本店」さまです。
新宿三丁目駅近くにどーんと構える店構えはそれはもう荘厳です。中も高級旅館のような佇まいで、可能なら泊まりたいです。
なお、今回の参加は、実は先日動画でもアップしたワインバー(Pinot)でのイベントがきっかけです。
🎦Pinotでの動画はこちら(Anchill Japanese Youtube)
そこに玄海の社長がたまたまいらしてて、その場でお声がけいただきました。
ものすごく朗らかで清々しい、気持ちのいい漢!という感じの素敵な社長さんで、二つ返事で「お願いします!」とお答えしました。
(私は人生の選択を大概、人で決めます。)
今回の企画内容は、和食とワインのペアリング。
ワインはPinotのマスターであり今やマイフレンドのそうちゃんがプロデュースします。
🍷Pinot 小伝馬町
https://maps.app.goo.gl/Pr3ni53esDiy1Ass7
せっかくお声がけいただいたので、DJとしての最大パフォーマンスを発揮したいと思います。現在、音楽はもちろんのこと、ブース配置から準備中です。
※※※
ごはん屋さんでのイベント、DJブース作りの課題
一般的なごはん屋さんには、DJブースはありません。そういう場所でDJをするときは、その日だけの特設DJブースを用意する必要があるんですね。
それで、今回はせっかくですので、DJブース作りについて、触りだけお話したいと思います。
まず、ごはん屋さんとDJのコラボイベントをやろうとすると、ほとんどの方が陥る落とし穴があります。
それは、「DJブースらしいDJブースを用意してしまう」こと。
これがなぜいけないのか。理由は一つです。
ご飯食べてる近くでDJしてるだけの、
なんだかよくわからないイベント
になってしまうんです。
せっかくのコラボがコラボにならず、
なんとも言えない異物感。まさに水と油です。
なぜこれに陥ってしまうのか。原因は2つあります。
まず、お店側。
「せっかくDJさんがDJしてくれるんだから…」
と、DJに満足してもらうために、DJブースを構えようとしてしまうんですね。良かれと思って、です。
お店側が、DJへの好意でやってしまうのです。
これは本当に仕方のないことです。このことについて、私は飲食店の方々を責める気は一切ないのです。全く悪くありませんから。
むしろ、そのお気持ちは嬉しいことですし、感謝してもしきれません。
2つ目の原因が肝心、もちろんDJのせいです。
DJが飲食店でイベントを依頼されたとき、お店側に出す意見としては、
↓こんな感じ。
「こういう機材が欲しい」
「やらせてもらうだけで嬉しいです!」
「立ってプレイできる高さのブースにしてください」
とか。
これくらいだと思います。DJの意見。
うそじゃないですよ、ホントです。ホント。
つまりは、「DJはDJやっとけばいい」と、
思考を止めちゃってるんだと思うんですね。
なので、この問題の根っ子はDJ起因で、
一生懸命考えたベストなブース提案をお店側にできていないことが原因なのです。
こういうイベントに何度も遊びに行きましたし、恥ずかしながら、私自身も過去にはそういうDJブース作りをやってしまったことがあります。
こんなときの帰り道は、心の底に異物感と後悔がドゥーンと残ります。
じゃあどうするの?ってことなのですが、
この異物感を取り除くDJブースの作り方、次回以降のnoteでご紹介します。ぜひまた読みにきてください。
ほとんどのごはん屋さんは、DJブース作りの成功体験がない、と思って取り組んだほうがいいのは間違いなさそうです。
※※※
だらだらと偉そうに能書き垂れてますが、私も未だに若手のつもりで一生懸命DJやっております!
このイベントは非公開で、ご招待のお客様のみなのですが、万が一このnoteにたどり着いて、ご興味がでた方はぜひコメントください。調整可能かもしれません。
それでは、また次回の更新まで。
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