みんな、自分に吹く風だけが冷たいと思って生きている
気分が落ち込んだり嫌なことがあったりすると、この世で一番わたしが不幸なんじゃないかと思うことってあるよね。
嫌な気持ちに支配されて周りが見えなくなって、世界のすみっこにある不幸の溝に一人だけ落ちたような錯覚になって。
自分のところにだけ冷たい風が吹いているような、そんな感覚にわたしはなるんだ。
だけどそう思うのは自分だけじゃなくて、誰しもがみんな「自分にだけ冷たい風が吹いている」と思って生きている。
ということは、この世の中にはあたたかい風が吹く場所なんてないんじゃない?
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どんなにお金持ちの人も、まわりから愛されている人も、それぞれの立場で悩み苦しむ。もはやそういった不安や葛藤は避けて通れない。生きている限りは。
以前こんな記事を書いた。>>生きてる時点で”不安”はなくならないんだよ。だったら好きなことすれば?
みんな、あたたかい風が吹くのを待っていたり探し回ったりするけれど、そんな風はやってこなくて、一瞬生ぬるい風が来たかと思ったらまた冷たい風が吹き始める。そういうもんなんだ。
だから「あたたかい風なんかそうそう吹かない」という一種の諦めがつけば、冷たい風への対策ができるようになる。
冷たい風から逃げるんじゃなくて、上着を用意したり、大きな盾を作ったりして向きあえるようになる。
そういう対策をせっせと始めると、なんか楽しくなっちゃったりしてみんなで相談しあって風をしのぐために大きな壁を作ろうとしたり、風を通さない上着を開発したりするようになる。
この、冷たい風と向き合って対策していく過程こそが、生きるってことなんだろうね。
どんな瞬間にも悩みがあって、それと向き合って乗り越えたらまた新しい悩みがやってきて。逃げたらまた逃げた先でも悩みがあって。その連続。
冷たい風は、逃げようとしても必ずついてくる。だったら向き合うしかない。
体が吹き飛ばされそうなくらいの嵐だったら、仲間たちと協力しあって、おおきな壁と丈夫な上着を作って生きていこう。
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