ナメクジを食べた(추어탕/チュオタン)
結論から言うとナメクジ食べてないです。ごめんなさい。
食べたのはドジョウです。
ある日会社の人に추어탕(チュオタン)というものを食べに行こうと誘われたんですね。
~タンという名前のものはクッパのような汁物だってことは知っていたんですけど、チュオタンは食べたことない…と思ってついていくことにしました。
店名: 정담명가남원추어탕
住所: 경기 수원시 권선구 권광로 125
着いたは良いものの、私はどういう料理が出てくるのかまだ良く分かってない状態。
なので聞いてみた。
「チュオタンってなんですか?」
「チュオタンはね、미꾸라지(ミクラジ)のことだよ!」
ミクラジ???
ミクラジという単語をどこかで聞いたことがあるような気もするけど、全然思い出せない。ナメクジのことだっけ?
完全に語感だけでミクラジ=ナメクジと結論付けた私は、これからナメクジを食べるんだ…とドキドキしながら前菜を食べていた。
ナメクジか~、チュオタンがナメクジだって分かっていたら悩んだのに知らなかったせいで二つ返事でついてきちゃったな…
という風に少し後悔していると、問題のチュオタンが運ばれてきた。
具にナメクジが入ってるのかと思ったのだけど、入ってるのは葉っぱがメインでそれらしきものは見当たらない。
姿が見えないことに安心しながら食べてみると、見た目の赤さに反して辛くなく、しっかりとダシが聞いてるのに臭くもないし香ばしくて美味しい!!
これ美味しい!!と感動した私は、ナメクジだろうがなんだろうが美味しければノープロブレムの精神で全部飲み尽くした。
ナメクジやるなあ。。と思いながら帰路につき、チュオタンの味が全然忘れられなかった私はスマホでチュオタンが食べられるお店を調べ始める。
そこでやっと、ミクラジ=ドジョウであることを知った。
それと、ナメクジは絶対食べてはいけないということも。
ドジョウか…ドジョウならなんの抵抗もなく食べてたな…。
ナメクジを食べるんだと思い込んでドキドキしていた時間はなんだったのだろう。
とりあえず、これでドジョウの韓国語はもう二度と忘れないだろうな~と思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?