節約のために投資して欲しい物#1
『節約』と聞くと、何かを我慢するイメージがありませんか?
節約について興味のある方は、食費や電気代、娯楽費etc…の削減、こういう節約は長続きしないと、あらゆる節約について書かれている記事、本、動画で何万回と見聞きしたと思います。でも結局何かを我慢せずに節約するなんてできないんじゃないか?とも思われたのではないでしょうか。
今回は結果的に我慢しない節約をするために、ちょっと初期投資をしてください!という記事になります。
今回注目したいのは、家庭での食品ロス。
この場合は、購入したのに期限が切れたり、傷んだりしてしまい食べられなくなったもののことをさします。
食品ロスとはつまり、支払ったお金をドブに捨て、そのお金を稼ぐために費やした時間も労力も無駄にしてしまい二重の浪費になってしまうわけですね。
節約しようと言うより、浪費しないようにしよう!と言った方がいいかもしれません。
400L 以上の冷蔵庫を買おう!
理由は『食品を食べる期間・機会が増える』これにつきます。
400L 以上ならだいたいどこのメーカーでも大丈夫です。多少の特徴の差はあれど、大きくは変わらないので、ご家庭の生活に合ったものをお求めください。もし200L~300Lくらいの冷蔵庫で悩んでいる方がいたら、絶対に400L以上にすることをオススメします。
具体的には
①性能がいいので、買った食品が長持ちする
②冷蔵庫が広いので、何が入っているか管理しやすい
まあ、あとは容量が大きい方が省エネ設計のものが多いので電気代が節約できるとかもありますが、今回は食品ロスの話なので割愛します。
①買った商品が長持ちする
400L 以上の冷蔵庫になると、冷やす性能が格段にアップします。
私も一人暮らし用の160Lくらいの冷蔵庫から410Lの冷蔵庫に買い替えたとき、肉と野菜が傷むスピードの違いに驚きました。
今まで1~2日で臭いが怪しくなっていた肉は、平然と1週間くらい持ったりします。まあ、商品に記載されている賞味期限は長くて3日くらいだとは思いますが…。
食品が長持ちするということは、それだけ食べる期間が増えるということ。つまり食品が長持ちする=食べる期間が増える=食品ロスが減る=節約ということになります。
また、容量が大きいと鍋を丸ごと入れたりもできるので食中毒対策にもなったり、物と物の間にゆとりが生まれてキチンと冷えるので傷みにくいという効果もあります。
他にも、食品ごとに向けた小部屋(チルドルームや野菜室など)設計のものが多いので、ドアを開閉したときに外気温に影響されにくかったりもします。
個人的なオススメは、観音開きの冷蔵庫の小さい側(あるいは普段開けない側)のポケットに牛乳を入れておくと、傷みにくいです。
②何が入っているか管理しやすい
冷蔵庫に物がぎゅーぎゅーに入っているせいで、奥に追いやられた食品に気づかず傷んでしまった、という経験ありませんか?
小さい冷蔵庫だと、物と物の間隔が狭いせいで(あるいは間隔が無いせいで)度々このような不幸が起こります。しかし忙しい毎日の中、奥に行ってしまった食品を覚えておくのは至難の業。
つまり見えない=無いのと同じ=食品ロス=浪費ということです。
逆を言えば、見える=食品を食べる機会が増える=食品ロスの削減=節約になり得るということですね。
そこで容量を大きくしてあげることで、物と物の間隔を広げてあげる、何が入っているか見えるようにしてあげることで、食品ロスを防ぐことができるのです。
冷蔵庫に入れる物の目安は、容量の60~70%。 パッと見で何が入っているかわかる量です。違う食品同士が積み重なっていたり、前後に配置されないようにしましょう。同じ商品で同じ賞味期限のものであれば、多少重なっていても問題ありません。
③注意点
唯一の注意点は買い過ぎです。容量が大きくなるとたくさんの食品を詰め込むことができるので、ついつい買いだめしそうになりますが、そこはぐっと我慢。
あえて買い込むとすれば、冷凍庫に入るもの。
冷凍食品のようなもともと期限の長いものや、パンや肉、キノコと言った冷凍してもあまり品質が落ちないものは多少多めに買っても大丈夫です。
ただし、1ヶ月以上は眠らせないようにし、日付などを記入して古いものから消費していく癖をつけましょう。
まとめ
浪費の一つ『食品ロス』をなくすために、400L以上の冷蔵庫の購入して節約することをオススメします。
もし今冷蔵庫の買い替えを検討している方、2人以上の家族であれば400L以上の冷蔵庫をオススメします。
なぜなら、①食品をよく冷やす機能が備わっており、食品が長持ちしやすい、②物と物の間隔が広いと中身の管理がしやすいからです。
すでに400L以上の冷蔵庫をお持ちの方、あるいは最近買い替えたばっかり、買い替える余裕がないという方は、②ものを管理しやすいよう冷蔵庫の容量に対する食品の量を調整してみてください。
食品ロスが減れば、自然と浪費を防ぐことができ、我慢することなく節約もできるようになります。