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今日のプチ解剖:蛋白質の合成に関与するのはどれ?
こんにちは。かずひろ先生です。
今日も解剖学のプチ勉強をしていきましょう。
<柔整-1997-23>
問題1-10 蛋白質の合成に関与するのはどれか。
1.ライソソーム
2.中心小体
3.ミトコンドリア
4.リボソーム
さて、こちらはどうでしょう。
【答え】
4.リボソーム
リボソームはmRNAの情報を読み取り、アミノ酸をつなげてタンパク質を合成します。この働きを翻訳といいます。
【リボソームのタンパク質合成】
— かずひろ先生の【徹底的国試対策】解剖学 (@goukakuouenman) March 16, 2021
① #リボソーム は #mRNA 上の3文字の塩基配列( #コドン )を読み取る。
② mRNAのコドンに対するアンチコドンをもつ #tRNA が次々とやってくる。
③ tRNAの運搬してくるアミノ酸がつながっていき、ペプチド鎖を構成。 #ペプチド が長くなり #タンパク質 となる。 pic.twitter.com/ErsEMuLF5n
その他の選択肢について。
1.ライソソーム
リソソーム(ライソソーム)は加水分解酵素を含み、細胞内消化に関わります。
【リソソームによる細胞内消化】#リソソーム は内部に #加水分解酵素 を含む小胞です。細胞内の異物を分解する働きがあります( #細胞内消化 )。旺盛な食作用をもつ #マクロファージ の細胞内にはリソソームが多数存在しています。 pic.twitter.com/HdHodGf2ti
— かずひろ先生の【徹底的国試対策】解剖学 (@goukakuouenman) March 16, 2021
2.中心小体
中心小体は細胞分裂時に染色体を引き寄せる中心となります
【中心小体】#中心小体 は直交した2つ1組がセットとなり、 #中心体 として働きます。#細胞分裂 のときには複製をつくって細胞の両極に移動し、 #染色体 に #紡錘糸 を付着させ、染色体を引き寄せる中心となります。 pic.twitter.com/r9fqEfLQzf
— かずひろ先生の【徹底的国試対策】解剖学 (@goukakuouenman) March 16, 2021
3.ミトコンドリア
ミトコンドリアは酸素を用いてATPを産生します。
TCA回路と電子伝達系がミトコンドリア内で行われます。
【 #ミトコンドリア は酸素を用いて #ATP を産生】
— かずひろ先生の【徹底的国試対策】解剖学 (@goukakuouenman) March 16, 2021
<ATP産生の過程>
ー無酸素的ー(ミトコンドリア外)
① #解糖 : #細胞質
ー有酸素的ー(ミトコンドリア内)
② #TCA回路 : #マトリックス
③ #電子伝達系 : #クリステ pic.twitter.com/yfYWCMCbst
■ まとめ
815問の問題で解剖に強くなる
解剖学全範囲、815問の問題を実際に一問一問解きながら、スライドで図表も使って解説。
ゴロや考え方、覚えるべきポイントなどが満載です。
成績があがった。国試受かったという声を多数いただいております。
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