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今日のプチ解剖:上肢の伸筋支帯下の6つの管と通過する腱との組合せで正しいのはどれ?

こんにちは。かずひろ先生です。
解剖学の勉強は毎日欠かさないっ。生活の一部にしちゃってください。

<鍼灸-2014-19>
問題10-139 上肢の伸筋支帯下の6つの管と通過する腱との組合せで正しいのはどれか。
 1.第1管 —— 長母指伸筋の腱
 2.第2管 —— 長母指外転筋の腱
 3.第4管 —— 短母指伸筋の腱
 4.第5管 —— 小指伸筋の腱





さて、こちらはどうでしょう。

【答え】

第5管 —— 小指伸筋の腱

第1菅:長母指外転筋と短母指伸筋
第2菅:長橈側手根伸筋と短橈側手根伸筋
第3菅:長母指伸筋
第4菅:総指伸筋と示指伸筋
第5菅:小指伸筋
第6菅:尺側手根伸筋

細かいようですが、指を動かしたり、手首を橈屈・尺屈して、さわって覚えてください。

■ まとめ

アナトミーブートキャンプ - 10.運動器系©.149

臨床力を高めるためのおすすめ本
『ケンダル 筋:機能とテスト―姿勢と痛み』

少し古い本なのですが、私の大好きな素晴らしい本です。
徒手検査による筋力テストの本なのですが、姿勢との関連なども深く学ぶことができます。O脚、X脚や側彎、腰椎過前屈などのアライメント不良はどの筋が短縮しているのかについて、とても明解に図示されています。筋力テストが上手くおこなえれば、促通法もすぐに行なえるようになるので、確実に臨床力があがります。

解剖学は国試だけで終わらせるのは本当にもったいないです。臨床に活かしてこその解剖学。その気持ちになれば、ここだけ覚えればいいとか無くなります。

学ぶことはいくらでもあります。



私の知識やスキルなどが、どこかの誰かのお役に立てることはとても嬉しいことです。ありがとうございます。