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【7-1 (2)】内分泌系 一問一答
↑ 解剖学マガジン記事一覧(目次)
【7-1 内分泌系】
■【7-1(0)】内分泌系 学習プリント
■【7-1(1)】内分泌系 解説
■【7-1(2)】内分泌系 一問一答(このページ)
■【7-1(3)】内分泌系 国試過去問 ①解剖
■【7-1(3)】内分泌系 国試過去問 ②生理
→ 【8-1 神経系 - 神経系概論・脊髄】
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【内分泌腺の特徴】
内分泌腺は導管を(持つ or 持たない)
【答え】持たない
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【外分泌腺】
上皮由来の腺細胞が結合組織に陥入し外分泌腺となります
【内分泌腺】
発生段階で導管が消失し内分泌腺となります
【ホルモンの分類】
ホルモンは化学構造の違いにより、( ホルモン)、( 類)、( ホルモン)の3種に分類される。
【答え】ペプチドホルモン、アミン類、ステロイドホルモン
![](https://assets.st-note.com/img/1666759894043-0ThMm01XnI.jpg?width=1200)
アミン類とステロイドホルモンをしっかりと覚えて、その他はペプチドホルモンでOK。脂溶性か水溶性かも大切です。
エストロゲンはその化学構造により( )に分類される。
【答え】ステロイドホルモン
![](https://assets.st-note.com/img/1666759963843-87MUeCkNQY.jpg?width=1200)
性ホルモンと副腎皮質ホルモンはステロイドホルモンです。
ステロイドホルモンはコレステロールを原料として作られる脂溶性のホルモンです
アルドステロンはその化学構造より ( )に分類される。
【答え】ステロイドホルモン
![](https://assets.st-note.com/img/1666760012024-yEUdyb0g2J.jpg?width=1200)
アルドステロンはステロイドホルモンです
コルチゾルはその化学構造より( ) に分類される。
【答え】ステロイドホルモン
![](https://assets.st-note.com/img/1666761563908-ZOevbgVXw8.jpg?width=1200)
コルチゾルはステロイドホルモンです
ステロイドホルモンは( 溶性)である。
【答え】脂溶性
![](https://assets.st-note.com/img/1666761592514-LzoPfiu2D8.jpg?width=1200)
ステロイドホルモンはコレステロールを原料として作られるので脂溶性です。脂溶性ホルモンは細胞膜を通過し、細胞内の受容体に結合して作用を発揮します
サイロキシンはその化学構造より( )に分類される。
【答え】アミン類
![](https://assets.st-note.com/img/1666762490116-oqPEqmMauz.jpg?width=1200)
アミン類はアミノ酸から酵素作用によって合成される小分子のものをいいます。
本来アミノ酸は水溶性ですが、ベンゼン環を2個もつ甲状腺ホルモンは脂溶性となります。
アドレナリンはその化学構造より( )に分類される。
【答え】アミン類
![](https://assets.st-note.com/img/1666763843416-aJeogzVDAR.jpg?width=1200)
アドレナリンはチロシンを原料として合成されるアミン類(カテコールアミン)です。
甲状腺ホルモンは( 溶性)のアミン類である。
【答え】脂溶性
![](https://assets.st-note.com/img/1666763853663-NlL4OVmuZl.jpg?width=1200)
アミン類は脂溶性と水溶性があるので注意!
甲状腺ホルモンは脂溶性のアミン類、副腎髄質からのカテコールアミンは水溶性のアミン類です
アドレナリンやノルアドレナリンは ( 溶性)のアミン類である。
【答え】水溶性
![](https://assets.st-note.com/img/1666763937552-2I6uX4F9pb.jpg?width=1200)
アドレナリン、ノルアドレナリンは脂溶性だっけ?水溶性だっけ??って忘れちゃうときは、ぜひ「ノルアドレナリンは交感神経節後線維の末端から放出される神経伝達物質」であることを思いだしてみてください。そこはシナプスで、神経伝達物質はシナプス間隙に放出され、シナプス後膜の受容体に結合して作用を発揮しました。細胞膜の受容体に結合するってことは、水溶性です!
性ホルモン、副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン、 副腎髄質ホルモン以外のホルモンはその化学構造より( )に分類される。
【答え】ペプチドホルモン
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3種類の軟骨もそうですが、限られた特殊なもの(線維軟骨と弾性軟骨)をしっかり覚えて、一般的なもの(硝子軟骨)はそれ以外と覚えるのが効率的です。
ホルモンの場合は、ステロイドホルモンとアミン類をしっかり覚え、それ以外はペプチドホルモンです!
ペプチドホルモンは( 溶性)である。
【答え】水溶性
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多くのホルモンは数個〜数百個のアミノ酸からなり、ペプチドホルモンに分類されます。ペプチドホルモンは水溶性です。
ペプチドとはアミノ酸が短い鎖状につながったものをいい、およそ50個以上からはタンパク質と呼ばれることが多いですが、ここでは便宜上「ペプチドホルモン」に分類しています。
成書では「ペプチド・タンパク質ホルモン」と称されていることもあります。
【下垂体の位置と構成】
下垂体は( 骨)の( )、 ( 窩)に収まっている。
【答え】蝶形骨のトルコ鞍、下垂体窩
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下垂体は蝶形骨のトルコ鞍、下垂体窩に収まっています
トルコ鞍は( 頭蓋窩)に位置する。
【答え】中頭蓋窩
![](https://assets.st-note.com/img/1666765985923-FI73Oi5sv3.jpg?width=1200)
💡頭蓋窩の区分💡
【前頭蓋窩】
前頭骨+篩骨+蝶形骨小翼
【中頭蓋窩】
蝶形骨(小翼以外)+側頭骨
【後頭蓋窩】
後頭骨
実際の問題では通過するアナか、くぼみ(トルコ鞍)が出題されます。
通過する脳神経の番号で覚えると早いです。
前頭蓋窩:I
中頭蓋窩:II〜VIII
後頭蓋窩:IX〜XII
※ 頚静脈孔は側頭骨と後頭骨間に開いたアナですが、頭蓋窩では後頭蓋窩に位置するものとして考えます
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