パズサバの所感: 始まりと終わり
ワタシがパズサバを本格的にやりだしたきっかけはコロナだったわ。コロナ宣言前からやってはいたんだけど、仕事が多忙を極める中寝る間のない睡眠時間の隙間を見ながらでやっていたわ。頭がバグってたのね。ランナーズハイというヤツね。
当時、コロナの専門家として有頂天だったワタシはTVに出まくって年収も6,000万弱くらいいったわ。といっても、父は中小企業ですら起業してから1億を切ったことがなかったから、雇用者と雇用主の差を感じただけだけど…
その後、コロナが終わってからは掌を返したかのように人が離れていったわね。所詮、人付き合いはこの程度なのかと酷く落胆したのを覚えているわ… パズサバの強いアカウントも似た様なものだと想像するわ。やはりどの世界でも強さや権力持ちはよいsho~!!されるのね。
それでも心身弱ってからは、パズサバが気晴らしになっていたわね… とてもステキな経験が出来たわ。鉄砲玉と呼ばれBOSSから指示を受けた避難所を燃やす毎日から始まり、外国人との深い絆、毎周ほぼ24時間耐久荒野、執行官戦、元首戦×2、自分の首領戦… 思えばとても色々やらせてもらえたわね。
そういえばちょっと前にね、とある病院にいた時にある先生がこう言ってたの。
「少し、、宗教のようなものなんですが、、、30代みたいに若くして膵臓癌のような病で亡くなる方にはこう思うようにしているんです。人生の修行お疲れ様でした、と」
その人の人生がわざわざ辛かったと考えるなんて何て残酷な、って思う人もいるでしょう?コロナ前のワタシもそう考えたかもしれない。前を向いて生きている人達は目標達成するための雑務なんて当たり前だものね。でも、人生で初めて深く挫折したばかりのワタシには響いたわ。
人生は修行なのね。生きている限りは、やりたくないことばかりでも我慢してやって、生きていかなければいけないのね。前を向いて痛みに耐えて家族を養わなきゃいけないのね。その先生の言葉がゲームを引退して現実と向き合おうと思った理由かしら。
そう。ワタシが腐ってしまう少し前、パズサバではナターシャが導入されてNAP維持だと国ランクが落ちるようになり、突如国土防衛戦が激しくなって国としてそれぞれのギルドが絆を深めていったわ。その中でもBig Mike 49という退役軍人のアメリカ人とひときわ仲良くなり、彼が突如引退すると言った時の言葉が忘れられないわ。
All games must eventually come to an end. This time, it simply lasted longer. That's all there is to it, my friend. If you recall the moment and find joy in it, the memory will remain with you forever.
ゲームは必ずいつか終わる。今回はそれが長く続いただけの話なんだ。ただそれだけなんだ。でももしその瞬間を思い出して楽しさに溢れていたら、その想い出はかけがえのないものなんだよ。
恐らく彼とは二度と出会わないでしょう。ギルドの人達ともそうなるでしょうね。それでも、ありとあらゆる思い出がきらきらと輝いているわ。そして何よりあの時の陰鬱さを気晴らしてくれたこのゲームには感謝の念しかないわね。
今ならワタシもMikeの言葉を言えるのかしら?ワタシも彼のようになれたのかしら?皆さん、これからもよきパズサバライフを。
All games must eventually come to an end. This time, it simply lasted longer. That's all there is to it, my friend. If you recall the moment and find joy in it, the memory will remain with you forever.
ゲームは必ずいつか終わるわ。今回はそれが長く続いただけの話。ただそれだけなの。でももしその瞬間を思い出して楽しさに溢れていたら、その想い出はかけがえのないものなのよ。