ハッチングとマリオ
月額が高いけど色々観れると噂の(?)U-NEXTに加入しています。
昨日、アニメ『ハクメイとミコチ』、映画『ハッチングー孵化ー』を観ました。
『ハクメイとミコチ』は、小人の女の子2人(お酒飲んだり自活してるので成人してる模様)がご飯を作ったり街へ行ったり物作りをしたり新たな出会いを経験しながら生活している話。
いわゆる「デジタルデトックス」、「丁寧な暮らし」、「非日常な日常」、pixivタグの「ここに行きたい」などに惹かれるなら面白いと思う。
私だ。
メイドインアビスみたいなロリペド系キャラデザインだけどグロさは全くない。そしてちいかわみたいに特にこれといって敵とかも出てこない。
手仕事な感じの世界設定も、私は森ガールとか好きなので楽しく観てます。
前から気になっていた『ハッチング』も観た。
※ネタバレになってしまうので少し間を開けます
マリオの映画のネタバレもあります
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『ハッチング』
少女の姿になった化物に立場を乗っ取られるのかとヒヤヒヤした。そんなことはなかった。
少女が死んだので、母親は完全に少女の形態になった化物を少女の代わりとしてあの病んだ「幸せな生活」を続けて行くのかとヒヤヒヤした。
そんなことはなかった。
(でもそうなる可能性は残ってると思う)
結局なにが言いたかったんだろう。
「厄介なものを生み出してしまった」
「厄介だけど育てたから愛おしい」ってことだろうか。母子ホラーというかマタニティホラーというか。
ホラー系映画は、ほかに『RAM』、『オテサーネク』、『エスター2』、『パール』(7月公開)なども気になってます。
ここから今日の話。
『スーパーマリオブラザーズムービー』を観に行きました。
私は一度外に出るとあらゆる用事をその日に片付けようとするので忙しいです。
ストーリーとしては別に面白いということはないです。みんなが知ってるマリオ。
事前にわかっていたことですが、この映画の最大の魅力は「みんなが知ってるあのマリオ」が完全に映画の世界で再現されていること。
ストーリーなんて気にするもんじゃありません。
マリオの世界にダイブする映画!
一応、ストーリー的には
「冴えない俺が異世界で魔王と戦って美しいお姫様の国を救って英雄になる」
……という筋書きだけを雑に説明すれば、ラノベっぽい感じもする。
でもそこには俺つえーもなければ簡単に惚れてくれるお姫様もいなくて、自分にだけ使える最強の武器も、忠実で優秀な魔法生物もない。
最後は兄弟タッグで敵を倒すから、全くラノベじゃない。
みんなが期待してたマリオ。
それが映画になっている。
映画を見たんじゃなくて、マリオを体験した。
唯一残念だったのが、ピーチがお転婆過ぎたこと。
ピーチって、DSゲーム『スーパープリンセスピーチ』では日傘のカッサーをお供にして、泣いたり笑ったり、マリオテニスの必殺技はハートや投げキッスで、『スーパーマリオ64』ではケーキを焼いてマリオをお城に招待してたような、スタンダードに女の子らしいキャラだったはず。
戦うお姫様と女性らしさって、もっと両立出来たと思うんだけどな。
今作のようなお転婆プリンセス枠はデイジーに任せておけば良かったんじゃないかな……と思います。
でも、今作のマリオの映画はあくまでマリオがキノコ王国に来た始まりの物語。いわばエピソードゼロです。
ということは、あの気さくでお転婆なプリンセスピーチが今後マリオにケーキを焼くようになるかもしれない……。そうなったらいいな。
最後、キノコ王国に移住したブラザーズは外へと駆け出して行きますが、あの行く先でお城が映し出されて、中でピーチが慣れないケーキ作りをしている……って終わり方なら良かったのにな。
にしても、あの星なんだったんだろう。