馬鹿は馬鹿なりの生存戦略で。
起業家という道を経て、今は作家を夢見て執筆活動に明け暮れる橋本なずなです。
私って優秀なんです。
でも、とっても馬鹿なんですよ。
——— 出版した時の話をしましょうか。
先日10月17日、粋なInstagramさんが【一年前の今日】とか言って昔に投稿したストーリーを紹介してくれました。
その頃は朝日新聞さんの取材記事が公開されて間もなくて、それを見た双葉社の編集長さんが本を出版しないかと連絡をくださったワケですね。
一年前の私といえばまだまだ起業家精神が抜けなくて、追えもしない “仲間と一緒に” とか “大きな資金調達” とか、キラキラした起業家像を捨てきれずにいたんですよ。
その年の春には大学にも入って犯罪心理について学び始めていたし、私は “そっち側” に行くんだと思っていました。
起業家、経営者、臨床心理士とか、そっち側に。
でもね、あれから一年が経った今、私が決めた道は作家でした。
ライターとも少し違う。
私がライターをするには “マイワールド” が強過ぎるのです。
noteを読んでくれている友人やフォロワーさんに、最近こんなことを言われました。「 文章から念を感じる 」「 世界観に引き込まれる 」と。
ライターを生業にしている知人からも「 小説家とか向いてると思う 」と。
本を作るという制作に魅せられて、また本を書きたい。私の表現を「言葉」という形で届けたい。そう思っています。
白状すると、起業した当初から私は起業家やら経営者向きでないことは薄々自覚していたので、作家という私らしい道を見つけられた時は安心しましたね。
ただ心折れて、諦めて、起業家を辞めるんじゃないんだって。
起業家 “も” 良かったけど、別にしたいことが見つかったから辞めるんですよって。
そんな面をしたいと思う程には、私もダサい人間です。
ただ、そんな私だけれど、自分って優秀だなーと思っていて。
私が優秀たる所以、それは「とってもとっても馬鹿だから」です。
20歳で事業を起こして、21歳で国内外のメディアに出演して、22歳で会社を設立して、23歳で出版しました。
それを成し得たのは私の頭が良いからではなく、私がどうしようもない馬鹿だったからです。
私は少し常識とか一般論とか “普通の感覚” が欠けているところがあると思います。(普通とは何か、という面倒な話は一旦置いておいて、マジョリティという意味の普通として話を進めます。)
だから「起業は大変だ」とか「沢山の知識が必要だ」とか、そうした多くの人が事前に想定するであろう問題を『んー、分かんないっ!からとりあえずやってから考えない?』の一言で片づけてしまう。
だから起業した先の失敗は、きちんと計画立てて取り組んだ人と比べると遥かに多いだろうし、初歩的なミスなんて数え切れないほどありました。
出版だってそうです。
(絶対に出版したい…!必ず出版したい…!)と願って手に入れたものではなく、(出版とかいつかしたいなぁ)なんてふわふわした気持ちでいたから業界のことなんて何も知らず。
おかげで私の本を担当してくださった “編集長” さんに対しても、『 著者と版元はイーブンな関係のはずでしょ? 』ってな勢いで真正面から意見したりしていましたね。
今思うと生意気が過ぎますよ、私。
そういうある種の常識の無さや立場を顧みない姿勢が、今の私を創り上げているのだと思っています。
学歴などという頭の良さは残念ながらないけれど、少しの感覚の欠如が生む人としての賢さ(=馬鹿さ)みたいなものを私は持っていると思います。
だから今も作家として食べていきたいと言いながらも、作家についての勉強などはしていませんし。
ただ書きたいものを書き、読みたいものを読み、知りたいことがあればその時に知る。
ヘタに知識を取り入れようとしたり、業界や市場の色を知りそれに染まろうとする方が 才能が枯れる 気がします。私の場合はですが。
だから私は優秀なんです、とってもとっても馬鹿だから。
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