でも見てよ、今の僕を。
“カウンセラーとお客様を結ぶマッチングアプリ”
“手軽にカウンセリングを受けられるカフェ”
で起業を目指す橋本なずなです。
今、私が欲しいもの。
うつ病になって、幸せのハードルがものすごく下がりました。
例えば、“働けること” “外に出られること” “○○したいと意欲があること”
そして今日も“生きられること”。すべて以前は当たり前に出来ていたこと。
うつ病になる前は週6日くらいで2つのアルバイトを掛け持ちしていて、勤務後に同じく勤務を終えたパートナーと一緒に帰路に向かうのが日課でした。お休みの日はデートをしたり、友達とご飯や遊びに出掛けたり、1人でカフェに行って読書をしたり、ジムで身体を鍛えたりと過ごしていました。
でも見てよ、今の僕を~。(香水/瑛人)(…すみません、小ボケ挟みました。)
ここ一週間は終日ソファかベットで寝たきりで過ごしています。
一人で居ると壊滅的なこの生活に嫌気がさして、極端には終えることが頭にチラつくのです。その他にも不安になったり、イライラして、発作が起きてしまわないように…と考えると 寝て過ごすのが一番 安全なのです。
しかし私も一ビジネスマン。事業の代表者です。
ビジネスの世界に限らず語られますが、人生は有限ですから、一分一秒たりとも無駄にはできません。もっと本質を問えば、人生なんていつ終わりが訪れるか分からないのですから。悔いのないように一日一日を過ごしたいものです。
そんな考えがベースにある私が、一週間、寝たきりで過ごすなんて・・・
「屈辱的」その一言に尽きます。
でも悪い事ばかりじゃありません。壊滅的で屈辱的な生活の中だからこそ、以前のように何かをできた時や、一日を活動的に過ごせた日の幸せは、計り知れません。
生身の人間として、この世界に存在すること。
それは決して当たり前なんかじゃありません。
心のどこかで、もう以前のようには生きられないのだろうと感じています。厳密には 以前の自分がどのように生きていたのか もう分からないのです。
それでも以前、過ごしていたような当たり前をもう一度・・・
それが今、私が欲しいもの。