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謎のSSPSの正体。

今日も昨日とほぼ同じスケジュールですが、トリートメントメニューが違います。
そう!トリートメントスケジュール表をいただいてから気になっていたSSPS。

どんなトリートメントかわからないまま受けるのが怖い(チキン!)ので、っちょっと調べてみました。

SSPSは【Shastik Sala Pinda Sweda】(シャスティックサーラ・ピンダスヴェーダ)の略で、別名Navara Kizhi(ナバラキジィ)とも言います。
Navara KizhiのKizhiはマラヤーラム語(南インドのケララ州の言語)で湿布を意味します。サンスクリット語では、Pinda Swedaとして知られています。

アーユルヴェーダには布の中で結ばれた成分により多くの種類のキジぃがあるそうです。今回のナバラキジィの主な成分はナバラ米で、牛乳とハーブ煎じ薬の混合物で調理され、布で結ばれています。その後、温かい薬用オーガニックミルクで何時間も調理されます。

このトリートメントは、4人のアーユルヴェーダセラピストがこのハーブボールを使って同時に全身にマッサージを行ってくれるそうです。なんて贅沢。

効能は、骨や関節リウマチ、筋肉痛、体の痛み、こわばりの是正、循環改善、体組織の強化、睡眠改善となっていて、今回は私の睡眠改善のために処方してくれています。またこのトリートメントは強力なアンチエイジングと若返り治療にもなるそうです。ドクター!本当に感謝です。

今日のトリートメントは14:30から。
昼食を終えて、ゆっくりと部屋でざくろを食べていると、セラピストさんがお迎えに来てくれます。

トリートメントルームにつき、ふんどし&タオルに着替え、椅子に座り、マントラ→シロアビヤンガ(ヘッドマッサージ)→簡単なフットマッサージ→2人のセラピストによるアビヤンガ(全身オイルマッサージ)→そしてSSPSマッサージのスタート!

お米の入ったハーブボールをミルクで炊いたものをたくさん用意してくれています!
そしていつの間にかセラピストが、私の右に2人、左に2人、ハーブボールを用意する(投げる)人1名の総勢5名!
頭のところにいるセラピストがテンポよく、他のセラピストに熱々ハーブボールを投げて渡します。
そして一斉に少し熱っ!っと感じるくらいの温度のハーブボールを全身に擦り付けてくれます。
少しぬるっとする感触で気持ちいいです。ミルク粥のような匂いが体中から立ち上り、なんだか懐かしい感じ。。。と思っていると、
「さ、寒う〜。」
熱さを感じる側から体が冷えてくる。なぜ?
そこで思い出しました。
アーユルヴェーダによると、ミルクは【冷性】の性質を持っていて、身体を冷やす性質があります。
なるほど!これは4人同時で熱々ハーブボールで何度も何度も温めてくれないと、体が冷え切ってしまうんだな。アーユルヴェーダで習ったヴィールヤ(接触した瞬間から消滅するまでの間に作用する薬力のことです。主に温性と冷性。)を再実感しました。日本の先生!感謝〜。

しっかりミルク風味のハーブボールを塗りこんでいただき、シャワーへ向かいます。寒い〜。いつもはごま油ベースの薬草オイルだったので体はポカポカしてシャワー室へ向かっていたのですが、今回はシャワー室に行くまでにすぐに体が冷えて、本当にごま油は【温性】。ミルクは【冷性】。だと身をもって感じれました。
私を冷やさないように必死で一生懸命に施術してくれた熟練セラピストの皆様にも敬礼。ありがとうございました。

補足ですが、このSSPSさすがライスパワー!
シャワー後、肌がしっとりさらさらになりました!肌もワントーン明るくなったような!
恐るべきSSPSのパワー。今日は睡眠の質が上がるといいです〜。

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