錆びた車の下回りを再塗装しました(日産ティーダ錆対策)
実は、先日の車検で「下回りのサビがひどいから次の車検では覚えとけよ」みたいなコメントをもらってました。
見てみると、確かにひどい。
なぜこんなことになったかというと、この車は育休前に単身赴任先のウェリントンで通勤用に使っていたものだから。育休が始まった日に、ウェリントンからクライストチャーチに回送してきたのが、この車です。
2005年式日産ティーダ
ウェリントン空港は、海辺にあるので、駐車場にとめておくと簡単に潮風の餌食となってしまうのです。
ということで、対策に乗り出しました。
サビ対策
前段階として、先日ラストコンバータというスプレーを吹いていました。赤錆に吹き付けると浸透して無害な黒錆に変換してくれるケミカルです。
赤錆対策をしたら、数日置いて、再塗装をします。エナメル塗料のスプレーで塗装し、再び錆びるのを防止するとともに、次の車検で文句を言われないようにしようと言う魂胆です。本当は、プライマーと呼ばれる下地を吹いた上で塗装するようですが、そこまで時間をかけていられないのでコンバータの上から直接塗装します。
使ったのはKRYLONのRust Protector の つや消しブラック
前輪
対策前
コンバータ塗布後。赤みが減っています。
エナメル塗料塗布後
ボトムフロア
対策前
コンバータ塗布後
エナメル塗料塗布後
クロスビーム
対策前
コンバータ塗布後
エナメル塗料塗布後
ホイール
塗装前
塗装後(クリアブラック)
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考察
ちょっと写真ではわかりづらいかもしれませんが、プライマーなしにもかかわらず、塗料のノリはかなり良いです。しかし、エナメル塗料の強烈なシンナー臭。マスク越しでもかなり危険な香りです。換気は必須ですね。乾いた後はそこまで強いにおいはしませんでした。
前輪はディスクブレーキなので、ブレーキディスクに塗料がかからない様に注意しながら、サビのあるショックアブソーバーのマウント部(コイルスプリングの下の部分)や、ロアーアームを中心に吹いていきます。
ストラット式サスペンションのショックアブソーバ
ロアアーム塗装後のアップ。錆びていたところのざらざらした質感に注目
Before
After
今回の塗料には耐熱性能が表示されていなかったので、高温になるマフラー部には塗りませんでした(コンバーターのみ)。
ジャッキアップ
今回は、油圧ジャッキを使って両輪を同時に浮かせ、ウマをかませて作業しました。
ジャッキアップポイントは、左右の前輪をつなぐフロアプレートです。真ん中付近にあるくぼみに埋め込む様に引っ掛けます。
前からではジャッキのアームが干渉してしまうので、タイヤボックスの隙間を利用します。こうすることで、上下に動くアームのストロークを確保します。
先日ブレーキパッドを交換したNOTEも、同じ懸架方式(ストラット式)で、同じ場所がジャッキアップポイントです。しかし、車高に余裕がなく、このようにホイールボックスを使っても厳しいので、ジャッキアップするにはブロックに乗り上げるなりしてクリアランスを作ってからジャッキアップする必要があります。
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来月からまたウェリントンで仕事を始めますが、ウェリントンへは車をスワップしてNOTEを持っていくつもりなので、NOTEにも予防的に下回り塗装をしようと塗料をもう1缶買ってあります。
後日、NOTEの塗装もnoteにアップする予定です。(ややこしい)
いやー今日も働いたぜ。
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