真夏の有備無患~リーグ戦第6節~
サマーブレイクを挟んで、約2ヶ月ぶりのリーグ戦。うだるような暑さを吹き飛ばすかのような選手の元気な掛け声で始まったこの一戦。まず触れておかなければならないのは、相手チームが試合前のトラブルより1人少ない10人でのキックオフとなったこと、後半途中には脳震盪により1人退場となり、最後は9人で戦わざるを得ないとなったことは明記しておきたい。
上記のような理由もあり、ゲームは終始ハーフコートでディオッサが押し込む展開が続く。ゴールの形はセットプレーとサイドからのクロスを中心に、ミドルありコンビネーションで中を崩す形ありと好調さがうかがえる。
入れ替え戦を1か月後に控え、全体的に一発勝負での戦いを見据えた戦術を準備しているなという印象を受けた。他チームへの情報漏れを防ぐために詳細を記載するのは控えさせていただくが、大きく3つのやり方をベースに試合状況に応じて対応していくやり方かなと思う。試合中に細かい部分を修正しながら戦うのは慣れているはずだが、ベースの部分をかえながらそして選手交代を交えながらやったとき、どれだけ短い時間で変更がゲームになじむかが大きなポイントとなるだろう。
スタメン争いも面白い。核になる選手は決まってきた。色々な選手を試してきた両ワイドの選手起用も注目で、ここにどの選手を起用するかで、チームの戦い方がみえてくる。対戦相手も決まりいよいよ盛り上がりをみせる入れ替え戦。この暑さが落ち着くころには素晴らしい結果が待っているはずだ。