車の免許更新とデジタル化推進の波
あーなんだです。
今日は車の運転免許の更新に、府中運転免許試験場(東京)まで行ってまいりました。
前回は免許更新をうっかり忘れて失効。。。
ずっと無事故・無違反だったのに、ゴールド免許→一般のブルー免許にランクダウンしてしまいました。
一般のブルー免許は3年間での更新のため、あっという間に免許の書き換え時期が来たのです(ゴールドは5年)。
そして、今回も失効の恐れがありました。
2月以降はWebでの予約が必要になったことを知らず、慌てて申し込み。
免許更新のお知らせハガキなんてよく読まないから知らんがな。。。
自宅からは遠い(バス含め1時間半以上)府中運転免許試験場しか日曜の空きがなかったので、今日行ってきたわけです。
府中運転免許試験場の中に入ると、予約していない人も免許の更新はできることが分かりました。
しかし、免許更新用の講習を受けるにはキャンセル待ちになるとかで、いつになるか分からないようでした。
やはり事前にWeb予約をしていった方が無難です。
免許更新時の講習は毎回ほとんど聞いていないのですが、今回は役に立つ情報がありました。
それは、2024年中に沼津で深夜の無人トラック運行を距離100㎞以上に渡って行う試験があるということ。
今年2024年は、まさに物流の「2024年問題」の年。
2024年4月から働き方改革関連法が改正され、トラック運転手の1日の拘束時間が基本的に13時間以内、年間の時間外労働が960時間に制限されることにより、以下のような問題が起こると懸念されています。
※時間外労働年960時間は本当に大変なので、これが短くなるのは基本いいことだと思います
法改正によって起こるであろう物流能力の低下を無人運転のトラックで補う、というか、労働力を人間から機械に置き換えてしまう。
そのための沼津の無人トラック運行試験のお話ということなんだなぁ、と。
今進行しているあらゆることのデジタル化、AI化の流れを促進する一環としての法改正、物流の2024年問題だったのだと今更ながら結び付きました。
これから先、運転免許証もマイナンバーカードと一体化されるそうですが、今回の免許証はICチップ化されていました。
ICチップ化されて何の役に立つのか特に説明はなし。あえて調べもしませんが。。。
デジタル化による人から機械への労働力の置き換え、人間の情報の一元管理化、より監視しやすい状況作りは着々と進んでいることが分かりました。
この流れの行き着く先は怖い反面、見てみたいという気持ちもあります。
オーウェルの小説「1984」やハクスリーの小説「すばらしい新世界」で描かれている世界そのまんまになる可能性もあるので、もしそうだったら「アレは本当だった!」と変に感動するかもしれません。
とは言え、本当にそうなったらやはり気持ちが悪くて嫌ではあるのですが。
今年は本当にいろいろなことが起こるかもしれませんが、外の世界のあれこれに惑わされないよう、より一層自分の内側に目を向けたいと思います。
※おまけ
府中運転免許試験場の中にある食堂が昭和の匂いがしていいなぁと思いました。
断食実施予定のため今回はあきらめましたが、次回3年後の更新はまた府中に来てもいいかなとちょっと思っています。