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私が数年毎にダウンする理由

先週の月曜日に発熱して
一週間微熱が続き、起き上がることができませんでした。
熱は37.5度から37.0度の間を行ったり来たり。
それ以上上がらず、それ以上下がらずの日々。
微熱の夏風邪といえども侮るなかれ
思うように動けない自分に苛立ちながら
家族の力を借りて回復に努めるしかない自分の姿は
とても情けなく見えました。

実は私、結婚以来、何回かこうやって寝込んでしまうことがありました。
インフルエンザにはほとんどかかったことがなく、
(一度だけ、40度近く出したことはある)
大抵は“ただの風邪”から始まるのですが
いつも結構長引く。(しかも、いつも夏)
ひどい時は肺炎を起こし、入院を勧められたこともありました。

だいたい7~10年周期でやってくる「それ」は
もう家族にも“認知”されています笑

なぜ、お約束のように定期的に体調を崩してしまうのか
予兆があれば防ぐことができるのか

寝込んでいる間、いろいろ考えました。

過去の出来事はあまりはっきり覚えていないのですが
今回はありました、予兆。
というか、「そろそろヤバいんじゃないか」という
自覚を持ちながら日々を過ごしていた気がします。

昨年早春に義母が亡くなり
葬儀、初七日、四十九日、そして相続問題
夫のサポートを行いながら
春に体調を崩した愛犬の通院、看病、そして
夏には虹の橋へと見送りました。

今年は父の介護、母の2度の入院で
病院&実家との往復
その合間に家事・仕事・セミナーなど
明らかに体を酷使してしまいました。

家族や周囲の人には「強い心の持ち主」と思われがちですが
実はガラスのメンタルだったりするので
心の面もかなりダメージくらっていたのだと思います。


自分で「ダメだなあ」と思うところは
「辛い時に辛いと言えない」

・夫の方が大変なんだから
・やって当たり前のことをしているだけだから
・家事は自分の役目だから
・自分だけいつまでも悲しむわけにもいかない
・長女(娘)なんだからやって当たり前

こうやって、自分で自分を追い込んで
がんじがらめにしていく。
「自分さえ我慢すれば」「自分さえ頑張れば」
これは“美徳”でもなんでもなくて
良くない考え方だと、いまはわかっています。

仕事でこれをやってしまった時には
「それは良くないよ」と言ってくれる人がいた。
でも、家族のこと、自分のことになると
なかなかそうもいかない。
(家族が冷たいということではなく
日常生活を一緒に過ごしている存在には
なかなか見えにくいことなのだと思います)

全方位的に「いいひと」でありたい願望を持っていた私は
そんなことは無理だと悟った今でさえ
ともすれば「自分さえ・・・」に陥りがち。
特に、家族の問題に関してはその傾向が強いとわかっています。

家族への愛情だけではなく、責任感や義務感、
それが強いのだと思います。
(ずっと、いい子で育ってきた弊害です)

家族といっても別の生き物、他人なんだから
お互い尊重しあって寄り添って生きられたらいい

そう思いながら生きているはずの私が
実は一番家族に囚われているのかもしれません。


もちろん、今回は「ただの風邪をひいただけ」かもしれません。

でも、モヤモヤする自分の気持ちには向かい合わなければ。

何が解決策なのかは、まだ全然わからないけど。






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鈴木みほ(あなみ)@オンラインサポート
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