【社説】今こそ責任もって財政赤字削減を断行せよ
少子高齢化により、毎年過去最高の社会保障費を更新している。
そんななかで空想国会では、減税、財政出動などといった財源泣きバラマキ政策を掲げた政党同士で戦い圧勝した。
一部候補者が歳出カットを主張しているが、歳出のカットだけでは限度がある。実際にトランプ政権下のアメリカでは、減税と歳出、補助金カットが大幅に行われたが、財政赤字は、1兆1,010億ドル、政府債務残高は18兆870億ドルとなり、2018、2019会計年度と比べて財政赤字が拡大し、債務残高が拡大した。
やはり責任ある増税の話から目を逸らしてはならない。借金は将来世代へ大きなつけを残すことになる。
将来生まれてくる子供に更なる負担を押し付けてもいいだろうか?
まさに私たちは昭和の人たちが贅沢三昧バラマキしたつけをはらってるのである。
このままでは、ますます円安が加速し、日本の国力は、低下してしまう。
もう「有事の時の円買い」は過去の話だ。
まともな経済観をもった政治家が空想国会で生まれることを期待している。
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