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【5】街コロ通
様々な商業施設や農場などを拡大していくことで自分の街を作っていくボードゲーム。
拡大再生産、ダイスロール。
手番の進め方は基本的に「カタン」と同じ。自分の番ではまずサイコロを振って、出た目に応じて該当プレイヤーはお金を得ていく。そしてお金を使って新たな施設を増やしていく。ランドマークと呼ばれる建物カードを3枚建てるとゲームが終了し、3枚建てたプレイヤーの勝ちとなる。
カタンをもっと遊びやすくした感じ。資源を「お金」だけに限定し、カードの効果や自分の番でできるアクションの選択肢がシンプルに収まっている。また、首位プレイヤーがランドマークを買うと周りのプレイヤーにも良い影響が与えられることがあり、点差がついても逆転を望めるバランスの調整がなされている。
本作は「街コロ」の姉妹品という位置付けであり、本作単体で遊べる。
面白いのだが、戦略性が薄い。「7」のコーン畑がやっぱり強いし、ダイス一個戦術も弱い。何度か遊ぶと単調さが露呈してくる。自分の街をつくるというワクワクするテーマ性だが、ゲーム終了時に自分のプレイしたカードを見てもあまり街づくり感がない。ゲームシステム先行型のゲームだった。
ダイスを振ってお金で施設を買うという分かりやすいルールのため、子どもでも一緒に遊びやすい点は評価できる。リプレイ性の低さで評価やや落ちか。
評価は【5】点。
(運8:2戦略)