【6】ニャーメンズ
各プレイヤーがニャーメンズとなり、壊れた通信機と脱出手段のスノーモービルを修理して北極から脱出することを目指すボードゲーム。
正体隠匿。
自分の番では、サイコロを振って出た目に応じて全員のアクションを決定していく。基本的には手札に配られた数字カードを使って修理をしていく。1から30まで昇順に出していく通信機修理と30から1まで降順で出していくスノーモービルがある。具体的な数字の言及ができない中、全員で相談しながら誰がカードを出すかを決めていく。しかし、ニャーメンズのフリをした「アサシン」がプレイヤーの中にいる可能性があり、修理を妨害してくる。修理の成功orアサシンの吊し上げを狙うニャーメンズVS修理の失敗を目論むアサシンの戦い。
本ゲームは全員で協力プレイと見せかけて、実は人狼という要素が面白い。アサシンがいないこともあり、常に誰か疑われるということはない。ただ、修理の失敗の裏にはアサシンの妨害があったりする。
運要素も含まれているところが人狼ゲームとして新しい要素になっており、会話の中で騙すことが上手い人が勝つ訳ではない。ゲームプレイの中で相手を欺いていくのである。
人数がもう少し多くても遊べるとより高評価になった気がする。
評価は【6】点。
(運5:5戦略)