見出し画像

#1 noteといふものを、ぼくもしてみむとてするなり。

ぼくは「初めまして」という文章を書くのが苦手だ。

この言葉の続きには、大抵「〇〇と申します」という「です、ます」調の言葉が続いてしまうから。

そこから先文章を書き進めるにあたって、そこだけ「ですます」っていうのも何か変だから、結局文章最後までその調子で書いてしまう。

そうなってしまうと、次の記事を書く時も「前回はですますだったから」と、同様にデスマスすることになるわけだ。

別にその文体で書くことは、ある部分においては問題はないと思うのだけど、やはり読者との間に一定の距離が生まれてしまう。

何よりこれからぼくが書くnoteは「手記」という形を取ろうと考えているので、そんな時にデスマスしてしまうと、結構具合が悪い。本当に言いたいことが言いたいように書けなくなってしまう場合があると思うのだ。

そんなことで、ぼくは「初めまして」が苦手なのだ。


最近ブログやtwitterでnoteという文言を目にすることが増えてきた。

はて、なんのことなんじゃろ。というのが最初の感想だった。というか、今でもその感想は修正されていない。

色々と調べる前に、まずは触ってみた方がいいかなと考えて、実際に文章を書いてみたりしているわけだ。

ブログと大差ないのかなぁ、と現時点では思うのだがどうなんだろう。

色んな創作のプラットフォームに出来る、という点が流行っているのだろうか?

ページのシンプルなデザインが受けているのだろうか。

そのあたりは追い追い、いじっていけばわかるものだと信じて更新を進めていこう。

簡単に自己紹介をしておこう。

アナカマという名前に特に意味はない。古語で「あぁ、やかましい」という意味だ。かといってぼくが日常しゃべり倒している人間か、というとそういうわけでもない。単純に語呂が気に入っていて、よくハンドルネームで使う名前だ。

年齢は27歳。「アラサー」という言葉が身に染みてくる頃合いだ。腹の脂肪はいよいよ落ちづらくなっている。この間ショックだったのは、脂の乗った肉が食べられなくなっていたことだ。焼肉では、もっぱらタンとかのあっさりした肉をチョイスするようになった。そんな年齢だ。

出身は横浜で、今は大阪に住んでいる。これはひとえに「大阪の街がめっちゃ好き」だからだ。

前職で大阪への転勤を命じられて、それまで住んでいた東京都杉並区から大阪へ移り住んで来たが、そこで大阪の文化にドはまりしてしまった。

商店街は自転車であふれ、大阪弁をまとった怒号と笑い声が飛び交う。心理的にも身体的にもソーシャルディスタンスの「ソ」の字も無いような、そんな文化。

…さすがにコロナが蔓延してからは「ソーシャ」くらいまではあったかもしれない。

こんな事を言うと「大阪はそんな街じゃねぇ」っていう大阪在住の方もいるかもしれない。…いるか?いたとして、本心でそれを言ってるか?

ぼくは割と心の底から「そんな街」だと思っているし、そこが大好きだ。よくも悪くも距離感が近くて、横浜出身のヒョロモヤシのぼくは圧倒されてしまった。

でも、そこがたまらなくいいんだよなぁ…。多分大阪の人が聞いていたらさぞ気持ち悪かろう。

前職の会社から「東京に帰ってこい」と辞令を受け、そこから数か月は東京でおとなしくしていたが、やっぱり大阪が忘れられないという理由で転職を果たし、再び大阪に住むようになったのはつい2週間ほど前のことだ。

今は前職を退職して、現職の仕事が始まるちょうどモラトリアム的な時期にあたる。毎日がホリデイ。いいご身分だ。

今回居を構えたのは大阪市北区。駅で言うと、大阪メトロ千日前線の「野田阪神」駅周辺だ。

近くのスーパーは値段が安いし、小中学校が揃っていて治安もいい。繁華街である梅田や難波へもアクセスしやすい。

ぼくが気に入った「ディープな大阪」とは物理的な距離があるが、先日自転車も購入したので、割と行きやすくなった。大阪での自転車についてはいろいろと思うところもあるので、それは追い追いnoteに上げたい。

…という感じで、自己紹介は終わりにしたいと思う。

ぼくのnoteは上で書いたように「手記」に近い形になると思う。

生活周辺で見聞きしたモノ、コトについてこんな風に文章で残していきたい。

誰に見せるようなものでもないが、よかったらのぞき見して欲しい。

いいなと思ったら応援しよう!

あなかま
もし「サポートしてやってもいい」という方がいらっしゃいましたら是非宜しくお願いいたします。サポート費用で大阪の街の取材等を重ね、記事をよりパワーアップさせていきたいと思います。

この記事が参加している募集