初めて夢が一つ叶う
こんにちは、久しぶりのnoteです。
ここ数日あった事と今思うことを書いてみようと思います。
無人島が中止になって
2020年から毎年開催している無人島100FESが今年は台風の影響で中止にせざるを得なくなりました。
3泊4日の予定を、なんとか2泊3日に変えて(それでも行く!と言ってくれた人が80人以上いました)、それでも予報が毎日変わって、結局中止に。
この無人島で変わっていく人の姿を見ることで、僕はたくさんの勇気をもらっていました。そんな彼らのために自分のできることを全てしたいと思い、4年間やってきました。
僕は正直とても弱い人間なので、基本的にいつもアンパイを選びます。
だからこそ、無人島や国創りで、全力で楽しみ、全力で涙を流し、自分を変えていく人の姿が、何よりも僕をいつも変えてくれていました。
無人島は、僕を誰かのために、自分ために勇気を出せる人間にしてくれていました。
それが今年はなくなってしまって。
中止が決まった時は、
キャストやスタッフに申し訳ない気持ちと、
みるみるやる気がなくなっていく感覚と、
大きな赤字によるこれから先の不安で、
体を起こせずにいました。
開催できず本当にごめんなさい。
また会える機会を心から待ってます。
その時はかつての無人島を全て超えた無人島をお届けします。
THE ONE
それでも9月にはTHE ONEという僕らのずっと描いていた夢の舞台が迫っています。
頑張るしかない。
一緒に頑張ってくれているCREWのみんながいてくれてるじゃないか。
気持ちを切り替えなきゃ。
けれど、無人島が中止になってしまった今、もしクラウドファンディングが全然集まらなかったら、僕らは潰れてしまう。
自分のことしか考えない自分が嫌になるけど、でも夢を叶えるために、今の生活ができなくなるかもしれないのは嫌だ。
6%しか集まってなくて、本当にそこまでしてやる舞台なのか。
思考はどんどん悪い方向へ流れて行きました。
頑張ってくれている人がいるのに、体を起こせない自分が腹立たしい。
LINEひとつ返すのに時間がかかる自分が許せない。
とりあえず、何かしよう。
こんな状態でも音楽は聴けるから、自分で作ったTHE ONEでも聴こう。
そう思って、ベッドの上でTHE ONEを聴いていたら、
色んな景色が思い浮かんできました。
フィリピンの孤児院で、ミュージカルも知らない子達が、僕の曲で歌って踊ってくれて涙したこと。
モザンビークで、寺子屋の外から聞こえる子ども達のSOUND OF LOVEを歌う声。
カンボジアで、「いつかあなごんみたいになりたい」と言ってくれたあの子。
タイで、手を繋ぎながら一緒にcelebrateを歌った夕方のこと。
ひとつひとつ思い出していく中で、
THE ONEは僕の夢が明確にひとつ叶う舞台なんだと今更気づきました。
「自分の曲を、普通に生きていれば、会うはずのない子ども達が一緒に歌っている景色を見たい」
これまで夢というものをそんなに掲げず、そして叶った!と思うことなどなく生きてきました。
けれど、THE ONEは初めて、僕の夢がひとつ叶う場所。
子ども達の夢が、LES WORLDの夢が叶う場所。
それをかけがえのない仲間達が作ってくれている。
そう思うと、逆境の中でも足掻く価値はあります。
だから、やれることは全てやって、本番を迎えたい。
残り1ヶ月。CREW、CAST、CARAVANのみんな、どうぞ一緒に足掻いてくれたら嬉しいです。
いつも本当に本当にありがとう。
そして、この読みづらい文を最後まで読んでくれた方。
どうぞ応援よろしくお願いします。
ぜひ舞台を見にお越しください。
as long as I live stronger overcoming every miseries,together we can live stronger.