表現に感情も経験も全て透けて見える~anagonの日記 12/20~
はじめに
日記とは毎日書くものな気がするのですが、日記を書くのがどうしてもしんどい日というのもある気もするので、
なるべく毎日を目指しながら、書いていこうと思います。
①今日あったこと
・細々とした仕事片付けた
・インスタライブした
・大地さんと書類仕事した
・M-1見た
M-1、毎年見るんですが、なんでか今年は始まりのVTRから泣きそうになりながら見てました。
素敵な時間をありがとうございました。
②今日思ったこと
1.表現に感情も経験も全て透けて見えるって話
今年はいろんな表現者に会うことが多い一年でした。
そんな中で今年のM-1を見て思ったことは、
本当に、これまでの努力であったり、全力さや諦めと言った感情、そしてステージに立つまでの過去は、
その瞬間の表現者の表現と、その人に全て透けて見えるものだなということです。
もちろんM-1に出られた10組の芸人さんはみんな本気で、全力だったと思うし、
僕の感じ方が絶対正しいわけではありません。
ただ、自分も1表現者として、自分の表現には、自分の感情と、自分の過去、自分の経験が、良くも悪くも詰まってるということを、強く感じて、学ばせていただきました。
一流の表現というのは、その短い表現の中で、自分の全てを曝け出し、そしてそれがほぼ100%の純度で、観客に伝わる表現だと思っています。
もちろんそのために技術は必要ですが、
人の心を動かすのは、本質的には技術ではなく、その人が表現に込めた熱量です。
熱量をきちんと伝えるために、技術というのはある。
熱量無くして、人の心は動かない。
熱量と技術を合わせれば、御託はいらない。表現一つで、自分の全てを語ることができるものだと思うのです。
M-1に出ていた芸人の皆さんを見て、さて自分にその熱量が今あるのかと、自分に問うた表現者の人もいるのではないでしょうか。
僕ももちろんその一人です。
幸いシンガーソングライターとして生み出す作品には、言葉を用いることができます。
ダンサーや画家のように、身ひとつ、筆一つで、表現しなければいけないわけではありません。
しかし、一方で、音楽には限られた時間があり、言葉と音に重みを込める必要があります。
自分は、今作り出す音楽に、一音でも妥協していないか、一言でも無駄な言葉を使っていないか。
そう自分に問うた時に、まだまだ自分には無駄や、妥協が多いなと思いました。
反省いたしました。
一方で、それはこれからの伸び代であり、自分が目指す最高の音楽というものの輪郭をより明確にさせるものにもなりました。
自分の音楽に、表現に、自分の全ての感情を、自分の全ての過去を、自分の全ての経験を載せられるような、一流の表現者になれるよう、
全てのステージ、全ての作品に、真摯に向き合っていきたいと思います。