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変われない人たち

YouTubeで経営学者の楠木健さんが
「人が、物事を自分ごとに考えられないのは昔からだが、他責思考からマクロ他責へ移っている。」
との意見をしていました。詳しくはこちらから。

概要だけ書くと、

「いままでは会社、上司や取引先を批判することが多かった。ただ転職が当たり前になり、『批判するなら転職すれば?』と自分に責任か返ってきてしまう。なので最近は、国や性別など変えづらいものへ批判対象が変わってきている」

私はどちらかというと、物事が変わっていくのを楽しく思うタイプのようですが、会社で普段話をする方は、変化を好まない方が多いです。

・現実的な回答は?
・現実的に考えよう
・着地点を見据えてやろうよ
・それリスク高すぎない?

毎日こんな意見をいただきます。


なんなんだ?自分の範囲を邪魔されたくないのか?

現実的って無敵ワードだと思ってる?

それが世の中の常識というニュアンス伝わってるよ?



そう思ってしまう。

でもこちらまで批判しては、仕方ないと思います。
彼も実際は変わりたいけど、変われないのかもしれない。キッカケを失っているだけかもしれない。
もっといえば、周りが変わらないでいてくれれば、相対的にこちらの価値はどんどん上がっていくわけで、有難いとも言えます。

変わるに対しての、私の思いは別の機会にしっかりお話しするとして、今日は、変わらない人にならないために、何を普段から気を付けるべきか?をまとめます。

1.変化に慣れる体をつくる

これはよく言われることですが、人間は習慣の生き物です。毎日同じことをすれば、そこから抜け出すことは難しくなります。さらに言えば、変化に慣れていることはすごく大事で、「イザ!」というときに踏み込めるかは普段の慣れだと感じています。

・毎日の通勤経路を変えてみる(1駅隣で降りてみる)
・帰り道を変えてみる
・一人で行ったことのない店に行く
・食べたことのないものをメニューから選ぶ
・いつもの感覚で選ぶ選択肢と逆の選択肢を探してみる(特に仕事)など

小さなことですが、ぜひ。

2.目標をもって生きる

サラリーマンの休日は貴重です。何も意識しないと、金曜日は深酒をして、土曜日は昼から起きだし、なんとなく一日が終わるということも少なくないかと思います(入社当時はそんな感じでした)

私でいえば、いろいろな本を読み考えが変わったことで、周りからは「生き急いでいる?疲れない?」と呆れられるほど時間を余すことなく使えています。

自分で立てた目標に対して、途中のマイルストーンを設定し、そのために今日はここまでやりたいと決めておくことで、前日から行動が変わります。変化した感じはしなくとも、それを繰り返していれば、1年・2年と経った時には、自分の想像していない場所にたどり着けていると思います。

3.変化したいと願う

最後が一番大事です。「変わらないことの大切さを説くのは、変わり続けている人だけである😠」と考えています。

行動を変えるのは、思考から。考えが変われば、モノの見え方も変わります。

VUCAの時代(変わりやすく、不確実で、複雑で曖昧。そんな前例が全く通用しない時代)とよく言われますが、だからこそ、現状維持は退化。と捉えるくらいでちょうど良い。とまずは思いませんか?

最初は簡単でないかもだけど、変化することに慣れると、変化しない一日が耐えられない感覚になってくるはずです。

みなさまのよりよい明日につながりますように。

では、また!

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