ファイアーエムブレム エンゲージ記録
ルナティック・カジュアル・DLCありでクリアしました。
プレイ時間は120時間くらい。戦闘がめちゃくちゃ面白かったです。
FEは風花雪月から入ったにわかですが、大満足です。
戦闘中以外はアンナさんのおなかをずっと見てました。
特に良かったのは、ユニットごとに成長率・個人スキルがあるものの、
クラスチェンジする兵種、エンゲージする紋章士、継承するスキルで如何用にも性能をカスタマイズできること、
そうやって育てた愛着のあるメンバーをルナティックの極悪マップで激強敵と戦わせられることでした。
ルナティック終盤は雑魚敵もステータスがカンストしており、一方のこちらは経験値にキャップがあるためステータス自体は貧弱ですが、
紋章士と絆を深め獲得したスキルをフル活用して一戦一戦を乗り切っていく体験はまさにゲーマー垂涎だと思います。
また、武器や道具を買うお金や、武器錬成のための素材、スキル獲得のための絆のかけらのリソース諸々が有限であり、
戦闘パート前の準備としてこれらの管理にも非常に頭を使うもので、
SRPGとしてのゲームバランスが奇跡的な仕上がりを見せていました。
それだけやりこめば出撃メンバーに愛着も湧くということで、
備忘録も兼ねて以下に各キャラの使用感を記録します。
ルナより上の難易度来たらまたやるかもしれない。
リュール
主人公様。速い、硬い、器用と最後までずっと使いやすかったです。
竜族特権として紋章士との相性がどれも抜群に良いのですが、
序盤は素直にマルスでダメージディーラーをやりつつ、継承スキル「再移動」と「神竜の結束」でシーフに隣接してアーマーに毒を通したり、
中盤にカムイを獲得してからは「竜脈」で霧と炎と氷を吐いて敵軍の足止めをしたり、「竜呪」「呪縛」によるデバフ撒きに転職、
最終盤はロイの「踏ん張り+++」とヴェロニカから継承した「血讐+」、リーフから継承した「待ち伏せ」のセットで大暴れしていました。
天使の衣と力のしずくは全投入。
最後までカムイサポートで行こうかと思ったんですが、エンゲージ+したときの火力担当になってほしかったことと、
主人公が後ろに引きこもってばっかりじゃいかんやろってことで急遽ヴェロニカにSP6000を貢ぎました。
井戸漁りで掘り出したスキルの書のおかげです。本当にギリギリ足りた。
フラン
最序盤加入のヒーラー。今作のヒーラーは拳も兼ねていました。
正直言って戦闘力は低いですが気合でカバー。
拳は力と魔力の平均で計算する上、武器自体の威力も低いため、ルナの敵には基本何も通りません。
素直に序盤は回復とチェインガードに徹してレベリング。
体格を上げないとすぐに攻速が落ちるのと、どうせ接近戦しかできないのでチキを付けてステ全般をドーピングしながら育成していました。
素の体格成長率が驚異の0であるため、目標体格の8に達したところでようやくチキから本命のクロム&ルフレにコンバート。
エンゲージスキルによる魔力+10と、2射程攻撃のサンダーソードとトロンを入手して前線を張れるようになりました。
拳自体の性能は低いですが、魔道士や盗賊にブレイクを取れるのと、
2回攻撃の恩恵を最大限得るためにエイリークから「月の腕輪+」「優風+」を順次継承。
SPは死ぬほど持っていかれました。
地味に「七色の叫び+」による2射程味方3バフが超強力で、正直これが本体じゃないか?と思いながら使っていました。
指輪はこの子に渡しました。
アンナさんとかなり迷いましたが、アンナさんは強すぎたので…
セリーヌ
個人スキル平和の花の下に並ぶパワーワードの数々。
めっちゃくちゃ強かったです。
防御がヤバくて反撃も痛くて一番キツイ序盤の敵をセリカで焼き、
中盤になってセネリオを付けるようになると、比較的高い耐久を活かして「陽光」地雷で大活躍。このあたりで「血讐」もゲット。
あまりにも強すぎて経験値とSPを一人で全部吸う勢いだったので慌ててエイリークを渡したのですがこれもまたぶっ壊れており、
個人スキル「華炎」と異常な速さによる追撃、エイリーク本体の「日月の腕輪+」「蒼穹+」による火力と耐久の両立により、
魔道士とは思えない最前線の張り方でした。
ついでに渡したアイクの「勇将+」もあり、鉄壁でした。何とは言わんが。
個人スキル「華炎」が力と魔力を参照することと、
体格を伸ばし上級魔法の攻速落ちを防止したかったため、
序盤のSPを割いてチキから星玉を継承したのが大化けした形だと思います。
空気になりがちなエンゲージ武器のジークリンデも異形特攻があるため、ルナ後半ですら異形兵をなます切りにしていました。
ジークリンデ使うときは「華炎」が魔力参照になります。オーバーキル。
アンナ
神竜軍のMVPは間違いなく彼女です。
序盤は普通に斧と杖を振りつつ、魔道士へのクラスチェンジ準備。
ただ魔道士に転職後も、ルナティックだと経験値キャップの関係であんまり魔力が伸びないし、追撃もそこまで安定できず、
「再移動」と「速さの吸収」で頑張っていたのですが、割と平凡な活躍。
転機はアンナさんがHP3くらいでギリギリ耐えたある戦闘でした。
返しにヴェロニカ自前の「血讐+」と必殺が出て200オーバーの一撃。敵が跡形もなく消し炭になりました。
そこで思ったのは(これトロンでやれば最強じゃね?)ということ。
手持ちの精霊の粉を全ブッパ、トロンの強化にぎんの晶石も全ブッパ。紋章刻印はトロンの命中が上がるものを選択。
ロイから「踏ん張り+++」、リーフから「待ち伏せ」を継承し獲得。
そして最強の幼女が誕生。なんかこれ風花雪月でも見たな。
トロン地雷の素晴らしいところはエンゲージ不要の手軽さと、
射程4以上はマップ兵器や異形竜に限られるため、パネトネの怒り地雷やヴェイルの必殺陽光地雷のような射程外からの事故がないことです。
必殺は出なくても確殺するので不要です。26章の魔道士すらワンパン。
また自分から攻撃しなくて良い点とヴェロニカの「異界の力」も噛み合っており、必要なタイミングで必要な場所にフリーズと炎上と確実な死をプレゼントできます。
防御が脆すぎるうえHP1で維持するアンナさんに敵が勝手に引き寄せられていくのは見てて爽快でした。行き先は地獄の模様。
また「限界突破」も見かけレベルで判定されるため、戦闘中にステータスがさらに上がります。お前は超サイヤ人か。
エーティエ
壊れないでくださいまし→壊れてしまいましたわをキメる蛮族。
チェインアタックと武器シンクロ+(斧:エーデルガルト、弓:クロード)目的にスナイパーではなくウォーリアに。
最大の役割は飛兵を撃ち落とすことで、特にチキ外伝を最速攻略する際に増援をリスキルするために必須の枠。
三級長の腕輪は補正も強いため、序盤から中盤は狂乱と戦技で瞬間火力も出せる非常に便利な枠として運用できました。
ベレトの加入後はエンゲージ技がさらに強力になりボスのゲージ割に貢献。
最終盤はさすがに周りのインフレに置いて行かれ気味ではありましたが、
地形を無視して突入してくる飛兵対策として弓は絶対要るのでスタメンでした。
ソルムの蛮族と比べて比較的命中が安定していたのと、SPがあまり気味だったのでシグルドの絆レベルを上げて「再移動+」「命中+20」を獲得。
育成コストが安いのは非常にありがたいです。
他がリソースをドカ食いするので…。
ユナカ
リュールの竜脈で煙巻いて囮指名受けるシーフが使いたかった。
ユナカ氏も喋り方に目を瞑れば育成のコスパがずっと良かったです。
非力なのでダメージが通らないことが多いんですが、序盤のうちはリュールに隣接することで3ダメージを保証し毒保証。
位置取りの関係で「再移動」を重宝し、エイリーク加入後は「月の腕輪」を継承させることで単独で動いても毒が必ず入るようになり、飛躍的に使い勝手が向上しました。
またナイフ系は錬成により威力や重さの改善が著しいため、序盤から中盤にかけてはエース級の活躍をしていました。
ただ終盤は敵のステータスインフレにユナカ自身の速さがついて行けず追撃が出ないことと、毒があってもなくても処理数が変わらないことが多く、
「デュアルアシスト+」でのダメージ補助(毒もついでに入る)と、ルキナのエンゲージスキル「絆盾」で脆い後衛を補助する役割に回りました。
ラピス
シーフ枠は入れるなら2だと思っていて、1人はルキナ渡してデュアルアシスト要員、もう1人はリン渡して射程20の流星群要員ということで採用。
この子は速さの成長がとにかく良く、ユナカが追撃を出せない相手にも追撃を出してそのまま倒して「速さの吸収」でさらに加速、これを繰り返して霧地形なしでもほとんどすべての攻撃を吸い込んでくれました。
「限界突破」は一時的に付けてみたのですがシーフは素の表示レベルが21からなのであまり意味がなく、普通に「再移動」のままでよかった。
どうしようもないくらいやばい場面でもリンの残像で1ターン作れる、一部のボスやトロン地雷の天敵サイレス持ちに流星群を撃ち込む、とにかく役割が多く重宝しました。
非力さは「月の腕輪+」でカバー可能、速さの成長が十分で終盤でも大半の敵を追撃可能と色々気づきがあったので、もし次があるならグリフォンに乗せてS剣振ってもいいかなと思います。
シトリニカ
魔力が問答無用で伸びていく典型的な魔道士。
普通に使うとアンナさんと立ち位置を争うことになるのですが、うちのアンナさんはトロン地雷になったことから、ベレト先生を受け取り驚異の5射程トロンをぶっ放す砲台として活躍。
ベレト先生の「天刻の拍動+」とカムイから継承した「竜呪」を乗せたアイク刻印トロンはバケモンみたいな強さで、さらにテュルソスの杖が乗っていれば驚異の5射程。
技と速さの低さを全く感じさせない運用ができます。
さらにテュルソス下でエルサージは必中のトロンに、ノヴァは射程が伸びたダイムサンダになります。
女神の舞が強いのは言うまでもなく、また三級長のエンゲージ技の強化のためにもエーティエとずっと二人一組で行動してました。
速さ0で動く以上あらゆる相手に確殺されるため、絶対に被弾しないよう動く必要があり、「再移動+」にしたかったなあとは思っています。
アイビー
技の上限と幸運の初期値が終わっているイルシオンのお姫様。
中盤加入かつ初期SPも低い、火力も半端で前に出せる耐久でもない、どう使ったものかと頭をひねっていたのですが、
飛べるシトリニカとして使えばいいじゃんと気付き竜呪役になりました。
シトリニカほど命中は安定しませんが、竜呪は外してもデバフ入るので特に問題ありませんでした。なんで?
余った枠にはセネリオから「囮指名」を継承しこれも活躍。
さらにシグルド帰還後は移動力が大幅に増強され、「助走+」による火力補助もあってきちんと前線で戦えるようになりました。
何がいいかって「再移動+」を自前で持てることですね。
シグルドの補正も魔道士に十分なメリットが有り、貴重な飛兵としてフィールドを駆け回って攻撃に補助に回復と使い倒すことになりました。
あとラスボスのバリア剥がすとき異形兵に特攻が出た。
オルテンシア
杖のスペシャリスト。誰がやってもこの組み合わせになると思います。
ただどういうわけか異常な成長を見せ、ミカヤの補正があるにせよアイビー並の魔力になってしまいました。
おかげでエルウインドによる飛兵狩りもたまにこなしたり。
個人スキルの「煌めく理力」とミカヤの「増幅」に兵種スキルの「大樹」の組み合わせが最高なのはもうわかりきったことで、杖を振らせてこの子以上に活躍できる子はいないでしょう。
普段は「囮指名」でシーフを狙わせたり、コラプスの杖でウォーリアの「無慈悲」を発動させたりと妨害役としての役割も多かったです。異形兵が指輪奪って逃げてくステージではフリーズも使った。
終盤のステージは部隊を二つに分けさせられることもあり、イルシオンの王女はそれぞれ分かれてサポートに特化した仕事をしてもらいました。
実はミカヤの魔導書が強くてセイニーで騎馬も狩れたりします。多分リザイア地雷もできる。
パネトネ
必殺地雷といえばこの女~!
アイクの補正が完全に噛み合っており、「勇将+」と「不動」のおかげでルナでもギリギリ1ターン受け切りエンゲージ技で返すことができました。
命中は全然安定しないのですがそこは継承した「天刻の拍動+」でカバー。「命中+」系では焼け石に水と判断しましたが多分正解でした。
特にHPが減った状態でのいわゆる地雷運用がバチクソに強く、片っ端から必殺で返り討ちにしていたのですが、ルナ終盤の重装には必殺二回出しても耐えられて真顔になりました。
ただし地雷運用には課題もあり、2射程以上の相手には完全に無力です。
エンゲージ技にも使いにくさがあったので、次は「怒り」を継承して「待ち伏せ++」を自前で持てるリーフ指輪もいいかなぁと思っています。
とはいえど育成コストに対して見返りが大きく、仕事がないときは長弓に持ち替えてチェインアタックに参加したり、
中盤から終盤にかけての雑魚掃討に多大な貢献をしてくれたキャラでした。
ヴェイル
たぶんDLCで一番化けた。
何と言ってもセネリオの「陽光」における必殺補正2倍。
専用魔導書のオヴスキュリテがデフォルトで必殺10を持っているので、カムイかカミラの紋章刻印乗せるだけで必殺率は90%を越えます。
これと「踏ん張り+++」を合わせるとエンゲージ中はほぼ無敵です。パネトネと比べると持続時間の問題はありますが2射程にも対応。
トロンと長弓は勘弁してください。
加入が遅い以外の欠点は特にないんですけど、グリフォンナイト相手には「天刻の拍動+」前提でも外したり、
エンゲージが切れた後に孤立してると袋叩きにあったりで、割と慎重な運用が求められました。
中盤セネリオを付けていたセリーヌは何か受けながら殴り続けていたのでこの辺感覚が違いましたね。セリーヌがおかしい?それはそう
以上がメイン出撃の12人です。
DLCありのルナティック、個人的にはすごく絶妙なバランスでした。
終盤になるほどこちらは強くなっているんですが、増援が無限に来て後衛が数に押し潰されるので甘えた行軍は許されず、
かといって強行軍に耐えられるほどエースユニットも万能にはならない。
一番やばかったのはリーフ外伝ですかね。トロン騎馬軍団が押し寄せてきたときはマジで死を覚悟した。
面白いゲームでした。第4段DLCもあるらしいので、楽しみに待ってます。