世界で話題のディオール回顧展🫦💄🪞
世界で話題のディオール回顧展が遂に日本で開催Σ੧(❛□❛✿)その全貌と見どころを!
「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ展」が東京都現代美術館で開幕。
パリを皮切りにロンドン、ニューヨークと世界中を巡回してきた壮大なエキシビジョンは、展覧会の概念を覆す大人のためのラグジュアリーなエンターテイメントとしても圧巻の見応えだ。
1500点以上の貴重なアーカイヴ作品とともに、75 年 以上にわたるディオール(DIOR)の伝統とクリエーションを文字通り“体感”することができる。
服飾の歴史に残る「ニュールック」
1Fのエントランスをくぐって最初に登場するのが、1947年春夏のオートクチュールコレクションでお披露目された「バー」ジャケットだ。
ウエストを細く絞り、なだらかな肩のラインとヒップの丸みを強調することで曲線的なシルエットを描いている。
黒のプリーツスカートを組み合わせたこのスタイルは「ニュールック」と呼ばれ、戦後新しいファッションの代名詞として世界中の女性から賞賛を得た。
「ニュールック」を象徴する「バー」ジャケットの美学は、その後もイヴ・サンローランやジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、そして現クリエイティブ ディレクターのマリア・グラツィア・キウリに受け継がれ、今もなお再解釈が加え現代女性のエレガンスを牽引し続けている。
会場では「バー」ジャケットのメインカラーである黒と白のみで世界観を表現。歴代クリエイティブ ディレクターたちのクリエイションを一同に垣間見ることができる。
ディオールと日本の特別な絆
クリスチャン ディオールは、西洋のファッションブランドではじめて日本に進出したことでも知られる。
1953年には大丸および鐘紡とパートナーシップを結んだほか、同じ年には帝国ホテルでショーを開催。
そこで発表されたのが、龍村美術織物の生地を用いたコート「羅生門」だ。
ほか、ジョン・ガリアーノによる2007年春夏オートクチュール・コレクションから、葛飾北斎の浮世絵をモチーフにしたドレスや、マリア・グラツィア・キウリによる桜を取り入れたドレスなど、数々のアーカイブを通して長きに渡る日本との絆を確認することができる。
歴代クリエイティブ ディレクターのクリエーションを一挙大公開
次のエリアに進むと世界は一変し、歴代クリエイティブ ディレクターのオートクチュールに焦点をあてている。
創始者であるクリスチャン・ディオールをはじめ、トラペーズラインを考案したイヴ・サンローラン、捻りを効かせたディテールで遊び心を加えたラフ・シモンズ、グラマラスで 壮麗なシルエットを生み出したジャンフランコ・フェレ、衝撃的な演出とパンクなデザインを得意とするジョン・ガリアーノなど、数々の巨匠を経てマリア・グラツィア・キウリに引き継がれる。
ここでは圧巻のクリエーションを通し、75年を超えるディオールの過去と現在を振り返ることができる。
また、それぞれの背景には高木由利子が撮り下ろしたモノクロ写真をフュージョンさせ、ディオールならではのドラマテックな世界観を演出している。
会場の至る箇所には、本展のために撮り下ろした高木由利子の作品を数多く展示している。
ムッシュ ディオールの継承者たちが生み出した伝説的なシルエットを切り取ると同時に、どこか詩情豊かな日本の美を漂わせる。
写真の数々を眺めながら奥に進むと、次にたどり着くのはディオールの曲線的なラインをイメージしたトワルの部屋だ。
構築的なシルエットを描くドレスや、ウエストを絞ったコルセット風トップス、テーラリングジャケットなど、同じ白でも多様なディテールによってさまざまな表情を見せる。
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