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食う食われるの関係を学んだよ!
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私達の生活のすぐそばで
コウモリ達が
暮らしていることを知っていますか?
夕方、太陽が沈んで暗くなり始めたころ
黒い影が、空を飛んで
エサをさがしまわっています。
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私が住んでいる沖縄には
「オリイオオコウモリ」
というコウモリがいます。
オリイオオコウモリは、木の実が大好き!
なので、別名「フルーツ バッド」とも
よばれているんですよ。
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日本には2種のオオコウモリの仲間が生息しており、そのうちの1種が琉球弧などに生息しているクビワオオコウモリで、オリイオオコウモリはその一亜種です。沖縄ではとても身近な動物で、街中のがじゅまるやフクギなどの街路樹でエサの木の実を食べている姿をよく見かけることがあります。
オオコウモリのエサの食べ方は少しかわっていて、食べたエサの汁だけを吸って残りの食べかす(ペリット)はもぐもぐ、ペッと捨ててしまいます。
そのペリットやうんこに含まれた種から芽が出ることもあり、自然の中で森を作る役割を持ちます。(沖縄こどもの国HP/動物図鑑より引用)
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オリイオオコウモリに対してこのコウモリは
体の皮膚が違いますね。
大きさも大人の親指くらいなんですよ。
大好物は、蚊やガなどの小さな虫です。
虫を探す時は
超音波を出して、はね返ってくる音を聞いて
その音の様子から虫の居場所を知ることが
できるんだね。
コウモリとガの食う食われるの関係を
ネイチャーゲームで体験しました。
コウモリのことを英語で「バット」
ガのことを「モス」と言います。
『コウモリとガ』
(やり方)
1コウモリ役は目かくしをしてガを捕まえに行く。
2何人かはガの役になり輪の中に入る。
ガの人達は、この輪の中を自由に逃げることができる。
3コウモリが「バット」と叫んだら
ガは必ず「モス」と大きな声で応える。
4周りの人達は、ガが逃げ出さないように壁の役になる。
もし、コウモリが飛び出しそになったら小さな声で
「かべ、かべ」と教えてあげる。
4コウモリにタッチされるか、
壁の外にでてしまったガは壁の輪に加わる。
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実際に行ってみると、コウモリがガを
捕まえるのはなかかな大変です。
でも、子ども達は必死になって動き回っていました。
役を交代する時は、みんなが「はい!はい!」と
手を挙げ順番待ちでした。
【子どもの感想】
*コウモリの特徴、超音波を出すことがわかった。
*コウモリになった時、ガを全然捕まえられなくて大変だった。
*ガになって逃げるのに必死だったけど楽しかった。
*またやりたいです!
『コウモリとガ』のネイチャーゲームを通して
自然界の「食う食われる」の関係にについて
実際に体験しながら楽しく学ぶことができました。