島のおばあちゃんが教えてくれた、大切なこと。
眠い。
眠いんだけど、どうしても忘れたくなくてここに記録する。
今日、ある島のおばあちゃんの畑でさつまいもを掘った。🍠
掘っていたら見知らぬ地域のおじちゃんが
「あんたはじめてか!」って。
過去にやったことがあってもほぼ素人なので、
「はじめてなんです🥲あってますか?この掘り方」って聞いてみた。
そしたら丁寧に教えてくれた。
私たちが1畝数十分かかるところを、
おじちゃん、ひと呼吸で終わらせた。
わたしがおじちゃんと喋ってたら、
喋りながらもスコップを動かしていたおじちゃんは芋掘り1畝終わってた。
え、。はや。(笑)
そしていつのまに下の畑に移動していたおじちゃん、下から声がする。
「かぼちゃいるかー!」
「置いとくどー!持って帰れー!」
「🥹🥹🥹🥲🤍」
「ありがとうございますー!!!!!」
いろいろ話して、勝手におじちゃんと仲良くなった気分♪島の知り合い増えたうれし^^という気持ちでさつまいもの葉っぱたちをまとめる。
(おじちゃんおばちゃんは複数回会って名前を伝えることでやっと存在を覚えてくれる。)
なんやかんやで、収穫を終わらせ、
次は野菜たちの収穫へ。
なんの濁りもない、海士町のきれいな空気を吸って育った野菜たちは、すっごく立派で、「収穫してくれないからこんなに大きくなりました!」と言わんばかりの存在感。
すごいなぁ、生命力。
そしてこういう野菜って生でそのまま食べても苦くなくてすっごく美味しいんだよねぇ。
収穫させてくれてありがたいなぁ。
収穫が終わると、家に入りなさい!と招かれる。
招かれた先にはたくさんの手作りパンとクラムチャウダーとさつまいもごはん。
収穫させてもらった上にこんなに素敵な夜ごはんをいただいてしまった、、。🌙
本当にありがたい( ; ; )
たくさんおばあちゃんはおしゃべりしてくれた。
その中で心に残った言葉がいくつかある。
それは、
・置かれた場所で咲きなさい
・やりたいことなんでも島でやってみなさい
・未来のためになんでも手作りしなさい
だった。
「置かれた場所で咲きなさい」
は、今この場所にいることは、この場所でできることを存分に試せるということ。なんでもやってみるといい、そしたらきっとそれに合う合わないがわかって未来に繋がるから。ということ。
「やりたいことなんでも島でやってみなさい」
は、本土にいたら気づかない小さなことにもたくさん気づけるのが島。せっかく来たのなら、やりたいことなんでもやってみたほうがいい。
島に来て、生活ができるなんて幸せだ、なんでも挑戦してみて、きっと未来に生きるはず。
あなたは何がしたいの?したいことがあるなら地域の人にたくさん聞いてみなさい、手を差し伸べてくれる人が必ずいるから、と。
「未来のためになんでも手作りしなさい」
は、おばあちゃんが中でも熱く語っていた内容。世の中に溢れる添加物だらけの日本に警鐘を鳴らしているように感じた。手作りのパンは3-4日したら腐るのよ、◯◯のパンはいつになってもカビないでしょ?乳化剤はね、入れるとすごく空気が入るの、比べてみたのよ、どんな害が体に及ぶのだろうね。体に害があることはわかっているの。だからできる限り、手作りしてほしい。
作る過程を知るだけでもいい、手作りしてその大変さを知った上で、買うものを選んで欲しい。
アメリカの大統領の話もした。
アメリカの商品をたくさん輸入している日本。
その商品が高くなっている。自給率は下がり、自給力を失い続けている今の日本の未来は暗い。
必ず食糧難の時代が来る。
その時に農家は強いよ。農作業の経験があるって強いよ。だから島でこの経験を積むのはすごくいいと思うよ。って力強く語ってくれた。
「手作りできないものなんてないんだから」
この言葉がすごく心に残った。
島に来て、やりたいこと、たくさんできてるけど、もっとやってみたいことを地域のおじちゃんおばちゃんに声かけて、絶対叶えたいと思った。
まずは干し柿。🙊
プラネタリウムよりも綺麗な絶景を眺めながらみんなで自転車を漕ぐ家までの帰路。
今日1日の幸せ、忘れたくないな。