痛みを伴わない教訓には意義がない - 鋼の錬金術師 -
月刊少年ガンガンに掲載された漫画『鋼の錬金術師』。作者は荒川 弘(あらかわ ひろむ)さん。
「弘」というペンネームと作中にも出てくる自画像の牛の絵から、ずっと男性だと思っていたのですが、実は作者は女性なのを知っていましたか?
代表作は、もちろん『鋼の錬金術師』ですが、『獣神演武』や『銀の匙 Silver Spoon』や『アルスラーン戦記』の作画など数々のヒット作を打ち出しています。
作画やキャラクターの魅力もさることなら、ストーリー構成もよく作り込まれていて伏線も多くあります。
実は『鋼の錬金術師』では第1巻で書いた言葉の続きを、最終巻の27巻で書くということもしているのです。
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痛みを伴わない教訓には意義がない
人は何かの犠牲なしには、
何も得る事はできないのだから
しかし、その痛みに耐え、乗り越えた時
人は何者にも負けない、強靱な心を手に入れる
そう、鋼のような心を手に入れる
by 鋼の錬金術師
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第1巻では前半部分のみ、最終巻では前半後半を合わせたものが書かれています。
本当に何かを学ぶ時は、辛い経験、失敗した経験からです。辛い経験をしている時は、嫌になることもあるかもしれません。
しかし、そこから得られるものは大きく、強い心を手に入れられます。失敗しても乗り越えて成長に変えていこうと勇気をもらえる言葉です。
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