レビュー 「知っているかいないか」で大きな差がつく!人生逃げ切り戦略
著者 やまもとりゅうけん
評価 FIREをするための入門書、普通の本
この本を読んで理解したこと
1 会社員からフリーランスへ転身
2 初心者向けビジネスのすすめ
3 分析→行動→拡散→チーム化
はじめに
FIRE(Financial Independence, Retire Early=経済的自由を手に入れ、早期退職)は、誰もが夢見る理想の生活だ。
私も経済的自由を手に入れるため、投資信託や株式投資をしている。
本著の作者やまもとりゅうけん氏は、プログラマーの経験を活かし→その経験をSNSやYouTubeでシェア→フォロワーを呼び込み、自分のオンラインサロン運営→結果、経済的自由を手に入れた。
その名も「人生逃げ切りサロン」。
本書を読み終えた後には、経済的自由をつかむためフリーランスへの転身を検討するに違いない。
1 会社員からフリーランスへ転身
日本の社会は、会社員の給料が低すぎる。
低い給料及び人間関係により、会社員はどんどん体力も精神もすり減っていく。
著者は、この状況を抜け出す手段は
・YouTube
・せどり
・note
・プログラミング
をすることと主張している。
この中でも特に、YouTubeによるビジネスはブルーオーシャンである。
YouTubeは、多くのYouTuberが業界に参入している。
そのYouTuberが動画作成の一端をアウトソーシングしているため、関連の仕事が増えているのだ。
・サムネイル作成
・動画内での挿入歌
・動画編集
などがある。
月50万以上の収入が見込めるため、会社員以上の給料が得られ、好きな時に好きなことを仕事にできる。
2 初心者向けビジネスのすすめ
著者が運営するYouTubeチャンネルで、動画再生回数が多いのは、初心者向け学習動画である。
視聴者は、現在の自分よりもちょっぴり成功したYouTuberを参考に彼らのやり方を学習する。
プロの経験でははなく、プチ成功した秘訣や経験を動画に投稿して、初心者がより成功イメージを持たせることができる。
結果、再生回数やフォロワーを増やすことが可能だ。
誰しもが過去に成功した経験を持っている。
要するにその成功体験が、どのように生み出されたのかをシェアすればいいだけである。
著者は、プログラマー時代の経験を活かし、初心者向けのプログラミング 学習動画を配信していたとのことだ。
そして、動画がバズりインフルエンサーになり、日本でも有数のオンラインサロン加入者を獲得することができたのだ。
3 分析→行動→拡散→チーム化
FIREをして、セミリタイアを目指すための著者のすすめている行動は
①ユーザーの目を引く経験を分析
②YouTubeやオンラインでシェアするための行動に移す
③Twitter、YouTube、noteなどで経験を拡散する
④同じビジョンの同志を集め、チームを形成し各作業を分業
していくことだ。
個人でやることには限界がある。
よって、同じビジョンを持つ同志を集め協力することでより大きな成果を得ることができるのだ。
本書の所感
私の意見としては、個人がどんどん進出できる世の中になったというのはとても嬉しい。
本書を読んでいても、会社に属せずお金を稼ぐことができ、自分のやりたい暮らしを実現する彼らに嫉妬してしまう内容だった。
組織から個人の集合体(チーム)へ進化することで、生産性が高い仕事ができるに違いない。
それだけに、個人がさらに力をつけなければ時代の流れに取り残されてしまうのでは(?)と、思いが浮かんだ。
私も、著者のように今の自分を分析し、培った経験をマネタイズ出来るかチャレンジしていきたい。
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