an_ch@うぇぶだ

子ども・若者支援の現場で働いていた うぇぶだです。 今は福祉のお仕事経験中

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マガジン

  • 遺書か自問自答か

    若者支援を志した自分にとっての遺書か自問自答か… 元支援者として正直な気持ちを残しておこうと思った。

最近の記事

こどくを抱えて ~amazarashi「リビングデッド」~

 数日前にamazarashiの曲を聴いて、ガツンと衝撃を受けた。このアーティストはすごい。その曲の中で「リビングデッド」を聴いたとき、「こどく」の字が変換されていった。 1.孤独 自分はフリーランスとして活動している。ただ、勢いで動いた自分はそれで生活できているわけでもなく、今やニートに近い感じで息をしている。職場があるわけでもなく、誰かと言葉を交わす日はあまりない。話しかければ応えてくれる人もいるが、話しかけてくれる人などいない。定職から離れ、お金も潤沢ではない自分には

    • 遺書か自問自答か 援助中毒

      「この業界は誰でもカリスマになれちゃうからねぇ」 あの時、上司に言われた一言はこれからも忘れられない。 1.若者支援を目指した自分 前にも何度か言及しているが、自分はもともと発達障がい支援の領域で仕事をしていてそこから若い世代の支援に興味を持った。面接で出会う思春期~青年期の若者に家と学校以外の場所があまりになかったからだ。  出会う人たちの多くは学校や職場で馴染めずトラブルや孤立が起きやすかった。それがきっかけで家族や周囲との関係性も悪化していくという負の連鎖もまた起

      • 遺書か自問自答か。 からっぽにんげん

        「あなたには素晴らしい価値がある」 出会った若者にそう言い続けてきた。ただ… 「自分自身に価値がある」  そう思えたことはほとんどない。その言葉はただの偽善なんだろうか。  横断歩道を渡っていて、停止線を守らない車が目の前を横切って通り過ぎたあとに「立ち止まらないで車にぶつかってれば、保険とかもろもろで生活楽になるんかな」と思った。けれども、結局そのときには動けなくて、変に色々と考えている自分を笑っちゃって。あほだなぁ…自分。なんて。  まぁ最近そんな生活を送っている

        • 遺書か自問自答か。 まえがき

           ずっとやりたいと思ってきた若者支援の現場から異動をした。だから、そこを辞めて、自分のやりたいことを形にしようと思っていた。その気持ちは今もなお残ってはいる。  ただ、夢に向かうはずの日々をただ消費しているときに、沈殿していた自分自身のヘドロと常に戦うはめになった。  いままでそういったものは外に出さず生きてきた。多分。 でも、「もう自分は若者支援に戻れないかもしれない…」そうなったときに取り繕うことをしないで、正直に向き合おうと思った。 これは、あのころの自分にとって遺

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        • 遺書か自問自答か
          3本

        記事

          働くことが辛いなら、いっそ小さく…

          すっかりnoteから遠ざかっていました。  それでも、久しぶりにのぞいてみたら少しでもこのまどろっこしい文章を読んでくださっている方がいるんだな思いまして  改めて再スタートというわけではないですが、ここ最近また色々と書いてみたいこともできたのでちまちまと書いていきたいと思います。  今回はタイトルの通り「働くことが辛いなら」というテーマで書いていきたいと思います。また、自分がしんどいなぁと思っていた時に聞いていた曲と働くことオーバーラップするなぁと思い元気をもらったので

          働くことが辛いなら、いっそ小さく…

          若者の○○離れを言い換えると…

           スマホのニュースを見ていて「若者のポテチ離れ」なんて言葉を見かけて「ポテチにすらその言い方が使われるのか…」少し面食らってしまった。若者が様々なものから離れたといわれだした結構経つがこのことについて少し考えてみた。  この記事では10代から30代を若者世代、40代~60代の世代を現役世代と便宜上表記するが区分け以外の意図はない。 1.若者が「離れた」と言われているもの ニュース記事や報道では若者の○○離れという言葉が使われる。お酒やたばこなどの嗜好品、または車やテレビなど

          若者の○○離れを言い換えると…

          ハイリスクノーリスタートな国、日本。 吉川ばんび著「年収100万円で生きる」

          少し前から活動を追っていた吉川ばんびさんが本を出版されたということで、いそいそと買って読んでみた。大げさでもなんでもなくこの本に出会えてよかったと思う。読んで「ためになるなぁ」と思う本はたくさんあった。だけれど、この本は若者支援をしていた自分にとって具合が悪くなってしまうほどの現実を見せてくれた。以下に本を読んで感じたことをまとめたい。 本のあらすじや内容はここから https://www.amazon.co.jp/%E5%B9%B4%E5%8F%8E%EF%BC%91%

          ハイリスクノーリスタートな国、日本。 吉川ばんび著「年収100万円で生きる」

          人を通して罪と向き合う 映画「プリズン・サークル」

          前から気になっていた映画がもう少しで公開が終了しそうだったので、いそいそと見に行った。 映画のタイトルは「プリズン・サークル」 島根にある、官民協働の刑務所で撮影されたドキュメンタリー映画であらすじは 「島根あさひ社会復帰促進センター」は、官民協働の新しい刑務所。警備や職業訓練などを民間が担い、ドアの施錠や食事の搬送は自動化され、ICタグとCCTVカメラが受刑者を監視する。しかし、その真の新しさは、受刑者同士の対話をベースに犯罪の原因を探り、更生を促す「TC(Therap

          人を通して罪と向き合う 映画「プリズン・サークル」

          SNSでの誹謗中傷といま自分にできること

          もう、タイトルで言いたいことを言ってしまった感はあるけれど 自分は格闘技、VruberさんやYoutuberさんの配信をよく見る。そして音楽や映画もすごく好きだと思っている。 最近は好きな分野に限らないけど、顔の見えない大勢からの発言で起きる色々が多すぎる。でもそれを見て思うのは怒りよりも悲しさが強い。 なんで前に進んでいく人たちがただ傷つけられないといけないんだろうか。 意図的に誰かを傷つけていないのに、なんでそこまで傷つけられないといけないんだろうか。 散々多くの人が書

          SNSでの誹謗中傷といま自分にできること

          小説、漫画になりそうなネタ要りませんか?

          今回は小説や漫画になりそうなネタ?タネ?を書いていきます。 自分はたまに映画の予告編のように断片的な設定やシーンが移っていく夢を見ます。 なんでそんな夢を見たのかわからないようなものもあったりしますが 中には 「これ、何かの作品にしたら面白いかも」 と思うほど設定などがわりとちゃんとしているものもあって 自分に文才や絵心があれば別なのですが、なさそうなのでここで読んでもらい成仏させたいと思います。最初のものは夢でみたものではなくふと思いついたネタです。 あくまで夢で見た内

          小説、漫画になりそうなネタ要りませんか?

          外出自粛していたらソーシャル・ロックダウンしそうになっている件

          ※今回は感情垂れ流しの文のため読みにくいかもしれません。また、普段と口調が違うのは気にせず… 5月になってもこの状況は続くっぽい。 いろいろなところで「自粛」が求められて。 外に出てはなんか気まずさを感じながら  長蛇の列のスーパーを見て、遠出しなくなって結局居住エリアで密集してるじゃん なんてことを考えながら自分もスーパーに居たりして。  「マスクこんな高くなったん?」と思いながら箱入りマスクを3000円で買ってみて  そんな日常を最近送っていて色々と思うことがあった

          外出自粛していたらソーシャル・ロックダウンしそうになっている件

          人生は登山?

           コロナが凄いことになっても自分のとこはまだ仕事が休みにならず…  土日休みが多いので、土日に色々と考えたり今まで考えていた事をまとめたりしよう。(見ている方がいるのかは謎ですが)これを見ている皆さんは体調などは大丈夫ですかね… 形のない不安は体力とメンタル両方をゴリゴリ削るんで もう、最悪有給ある人はとっちゃっても良いでしょ! コロナにかからないようにするのと同じくらい不安を回復させるのも大事。 と、この話題に関して話していたら時間がいくらあっても終わらないので、この辺

          若者と関わりたいと思ったきっかけ

          自分は俗に言う「若者支援」なんて言葉で表現される仕事をしていたときもあったのですが そもそもなんで自分が若者世代と関わりたいと思ったかについてまとめてみようと。 ※最初に自分は例え話やイメージで話を進めてしまうので、わかりにくかったらごめんなさい 1.福祉と教育のあいだ元々、自分は主に学齢期以降の発達障害やその疑いがある方の相談員をやっていて。(と言っても殆ど補助…) そこでは当事者の方だけではなく、保護者や関係機関とも関わることが多く色々なケースを見ることができました。

          若者と関わりたいと思ったきっかけ

          こっそりnoteをはじめてみる

          北海道で若者年代と関わったり、色々なことをボヘーっと考えたりしているわたくしですが このたび、noteを始めてみようと思いました。 別に 「社会に物申すぞ!」 とか 「俺が今の若者を代弁する!」 なんて気持ちはサラサラなく… 自分の考えや感情などを文章を通じて整理できる場所が欲しいなぁと思った次第で。 今までの自分や日々考えていること、あとは読んだ本についての感想を書いていけたらいいなぁ。 めちゃくちゃ頭のいい文章でも読みやすい文章でもないかもしれませんが これか

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