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April   -「憂鬱」


働き始めて1ヶ月が過ぎました。

「よく来たね」「大丈夫?」なんて言われることもちらほら。

え、そんな感じなの? …ちょっとまずいところに来てしまったのかもしれない。企業研究が足りていませんでした(笑)


新卒でソーシャルな現場かつ若い会社だと、お互いに「飛び込んだ感」があるような、ないような。チャレンジングな部分が多いんでしょうね、きっと。

しかも、これまでとはずいぶん畑違い。

ほとんどバスケしかしてこなかったからね。脳みその大半は筋肉でできているので。

就活もそれなりにやってみて、割と楽しかったんやけど、「ここじゃないとダメな理由」とか、働く前から「10年後に会社にいるかどうか」っていうのが分からなくて。後からお話くださったのですが、そんな風に考えてることぐらい人事の人にもお見通しだったみたいで。

「今これができます!」が明確になかったくせに、「私はこういうことがしたい!」が頑なだったのかもしれないし、「この会社にはこういった専門性があるから私受けてるんです!」と自分の中で思っていた前提を相手に共有できてなかったのかな、ともお思います。今となっては憶測だけど。

貿易機構や商社関連で「教育」に関わることがしたいと言ってみたり、旅行会社で「修学旅行で限界集落に行ってみるのはどうか」なんて言ってみたり。世の中の動きを見ているとあながち方向性は間違っているわけではなさそうやけど、そこに伝えられるだけの力が当時の自分にはなかった。

そんな葛藤を抱きながらの「就活」だったけど、海外ちょっとかじったくらいの若造にそんなこと言われる筋合いもないやろうし、働き方も変化させないとどこかで歪みが生じるなんて預言者じゃあるまいし、みたいな状況よね(笑)

「起こりうる未来」を考えた時に一番安全な道を進んだと思ってていたけれど、少なくとも親には「逃げ」にも見えたみたい。

就活を通してESや小論文が通ったことは、少なくとも「書くこと」の自信につながったかもしれませんが・・なんてね。


社会人として働いたこともなければ、もともと「地域」に興味があったわけではない。

答え合わせは1年後。

なので、少し前のめりにならないといけなくて。


そんなこんなで月の終わりにひとつ、こうやって振り返り記事を書こうと思います。

来年の今頃にはきっと無料で公開していますので買わないでください。

(ということでこれから公開していきます!4/4)


***


働く場所。

「今日もていねいに」という松浦弥太郎さんのフレーズが、わたし的にはしっくりくる気がしていて。


京都の北の方へ行く機会が増えました。

京都にも「海」があるのをご存知でしょうか?


京都では、横のつながりがゆるやかで楽しい。

「厳しいけど、優しい」

だからわたしはここを選んだんだと思う。

でも、いつか出ようと思ってて。海の外にも行きたいので。

鴨川でお花見をすると、いろんな人が集まってきます。Matcha baristaさんがいて、お茶を点ててくださいました。こんなことが普通に起こっちゃうところ。


「散り際まで美しく」

雨で散ってしまった花びらもまた、風情がありますね。


こんなお仕事もしています。

まだまだサブだけどね。


***


(あとがき)


なんで「憂鬱」というタイトルをつけたのかと言いますと、入社2日前にそう思ったからです(笑)

「人ひとりくらいは雇えるもん」と言われて入社を決めたけど、思っていたよりも整っていなくて(笑) でも、ここを乗り越えてしまったので、潔いくらいあとのことは全て想定内になりました。

まあね、決めたのは他の誰でもなく自分だから。

それに、こんな状態の私を拾ってくれるところはそうそうないです。


「働き方」に対しては自分の中で全くといってギャップがないし、むしろそういう働き方ができたらいいなと思っていて。

というわけで、遅くとも2年以内にわたしは出ようと思う。つながりを切るわけじゃないけど「社員」はきっと負担になるし、海外にも行きたいし。

まずは生きていける確信をつくらないとね。そういう面では、この1年が勝負どころかな。どうなるかわかんないけど。確信できるように、いろいろ積み重ねたい。いわば修行だね。

ボーナスこそないけどお給料はもらえるし、何より「仕事が楽しい」から。

そして、別でやっているMATCHAライターのお仕事も続けられることが何よりも大きい。収入柱は3つくらいあるといいなと思っていたので。

まずはしっかりこれらを「ライスワーク」にすること。


前述の通りわたしは、働いたこともなければ、もともと「地域」に興味があったわけではない。胸を張って言えることじゃないね。

それまで割と外を向いていたんやけど、「地域」もおもしろいなって思った。イギリスで感じた、ちゃんと母国を語れる何かがほしかったのかもしれない。

近くの人を笑顔にできない人は遠くの人を笑顔にできないし、知らないことは誰にも伝えられない。それに、「伝える」ことを仕事にしたいという根幹の部分はずっと変わらない。

そう思ったから今ここにいるんだと思う。ここには学びが多い。


だからこれでいいと思うし、何よりも大事なのは「こっから」で。


イラレももう少し使えるようになろう。

アイデアをカタチにできるように。カタチで提案できるように。

そんなこんなで明日から5月です。

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anna namikawa
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