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人生ってよく年輪に例えられるよね。
久しぶりに髪を切りました。
約3か月ぶりに。
それまで、1か月に1回行きつけの美容室に行っていたのに
私生活が忙しくなって自分に構えなくなりまた住む場所も変わり
なかなか行けなくなっていた。
特に、ずぼらな私は新しい美容室を探すのを
ずるずると引き延ばしてもいいてた。
始めていく美容室は、大型店舗らしく県内に何か所かあるお店だった。
(行って初めて知ったけど)
短くなる髪を見ながら自分が生まれ変わるような軽い気持ちになった。
そういえば自分は短い髪が似合っていたな、とか
メイクはキラキラしたのが好きだったな、とか
少しずつ好きな自分を思い出して楽しくなった。
小さいことに行っていた美容院は、祖母も母も知り合いの方で、
夜のママの髪もするようなお店だった。
その当時、私はおしゃべりすることもなくじっとただじっと
私の髪を綺麗にカットしてくれるのを見ていた。
手がハサミがその人の技術がその全てが見るのが好きだった。
今でも、美容院に行くと担当してくれる人の
手さばきや髪を乾かしてくれる手をじっと見てしまう。
技術がすごいとか、何がいいとか素人の私には分からないけど
たぶんそうゆう技術職というものにはすごく憧れがあるのだと思う。
そこには、その人の勉強した証と生きてきた時間と経験が含まれている
と感じてしまうのだ。
生きてきた年数にはあまり興味がない。
年齢がいくつだとか、だから何をしなくてはいけないとか
逆に何かをしてはいけないとか。
積んできた経験に私は興味がある。
何をしてきて、何を思って、何を感じて生きてきたの?
私もそれをたくさん語れる人生を歩みたい。
そう思う一日でした。