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はじめての投稿をしてみよう

突然ですが、私のnoteの自分の記事ページにある一文を引用してみましょう。

はじめての投稿をしてみよう。はじめての記事は自己紹介やこれからやりたいことを書くのがおすすめです。

note 自分の記事ページ

 このアドバイスというか、おせっかいというか、これに従ってこれから自己紹介と決意表明をしようとしている時点で、私のアカウント名と食い違っているやないかい!などと思わず地元の方言が出てしまうとか言う冗談はさておき。

仕切り直してください

 改めまして私、天邪鬼ラボは「某ズェヌエコン設計部を隠れ蓑に、卓上デジファブツールをゆるく駆使して、ジャンクでポンコツ、ときどきイオニックな作品を作る天邪鬼な非公式研究所」であると公言しているわけですが、結局それはなんぞやと。

 設計職らしい。趣味でなにか作ってるらしい。多分3Dプリンターとか使ってる人らしい。ということくらいしか分からないし、3個目はデジファブがなにか分かってる人にしか伝わらないし、実質なんの情報もないということしか分からないBIOはもううんざり。

うんざりだから何なの

 そこで私が普段何を考えているのか?そもそも何も考えていないんじゃないか?という自問への自答について考えるための私の得にしかならない場所としてnotoを始めようと思う。

始める理由になっていないのでもう一度お願いします

 つまりBIOに情報がなさすぎて、何も伝わっていないのでもうちょっと自分の考えや主張を誰かに伝えておきたい。ツイッターでは書ききれないこととっ散らかってしまうことを整理しておきたい。こんな感じで真面目に書いてしまうと、あーよくある動機だなってなってしまうじゃないですかどうするんですか、ほんとにこれが天邪鬼ラボだと言えますか。

何を伝えたいのか、そこの概要みたいなことをざっくりとでも話しておくといいのではないでしょうか。

 なるほど。それならできます。というかその内容に関する言及を避けるために今までの文章があるのだということをご理解いただきたい。

避けないためにnoteを始めたのでは?

 そうですね。まあまあいいでしょう。ここまでで見出しと会話する的なフォーマットを作れたので良しとしましょう。それでは次の見出しをお願いします。

天邪鬼による芸術方法論の構築

 ちょっと大げさな気もしますが、天邪鬼という態度は芸術作品を作るために役に立つんじゃなかろうかというくらいの仮説です。


そもそも天邪鬼とは

 天邪鬼は一般的に「他人が言ったことと反対のことをする人」的な意味で使われると思います。「逆張り」もだいたい同じ意味として捉えています。 
 他にも民間伝承の天邪鬼というのもあって、そもそもそちらが語源だったりするみたいです。ここでは最初の意味で使います。(民間伝承とのつながりも掘ってみると面白そう)

なんだそんだけのことかい

 侮るなかれ、天邪鬼という態度は大変に面倒な性質を持っています。私はよく天邪鬼を「後出しジャンケンだけで戦う人」に例えています。

天邪鬼と後出しジャンケン

 後出しジャンケンは、じゃんけんをするときに相手が出した手を見たあと、遅れて勝てる手を出す戦法のことをいいます。問題は、そもそもルール違反なので認められない場合があることや相手の気分を害すること、などいくつかありますがこれは本質ではなく、重要なのは相手の行動を起点にしないと行動できないということです。オリジナリティが求められる芸術の世界で、これは大変致命的で精神を蝕みます。必ず「〇〇の逆」という枕詞をつけなければならないのですから。

多様な価値観の中における天邪鬼

 さらにもう一つの重要な問題は、大人数でジャンケンをするところを思い浮かべるとわかります。
 友達がたくさんいる人はその場でジャンケンをしてみてください。なかなか決着がつかないと思います。そこで後出しジャンケンをしてみてください。なんの意味もないことがわかります。
 つまり、大人数がいる環境の中で後出しジャンケンをしても、全員が同じ手を出す確率が低いので後出しジャンケンをしてもなんの手を出すべきかわからないということです。これは価値観が多様化している現代において無視できない天邪鬼界上の大問題です。みんなもっとまとまってくれないと天邪鬼ですらいられないようということです。

天邪鬼であり続けるために

 こうした天邪鬼の存在を揺るがす問題に対して立ち向かって行くために設立されたのが天邪鬼ラボです。現在所長が不在なので、ひらの研究員がひとりで運営しています。
 そんなしんどいんやったら立ち向かわんでええやんかと故郷の方言混じりで突っ込みたくなる気持ちもわかりますが、もう治せない。大学1回(1年生という意味ですよ関東の皆さん)のときに(S.K.)先生から言われましたよ「素直になれ」と。それを無視して乗り越えてこじらせて来たんですよ。いまさらなんですよ。天邪鬼を補強していく、つまり様々な後出しジャンケンを重ねていった先にオリジナルのアイデンティティは構築できるのか?そういう実験をするしかない。

 天邪鬼であり続けながら、それに誇りと自信と幸せな人生を切り開くために、、、とか言う後半の戯言はさておいて、これから天邪鬼に関する考察、自分の作品のことなど、いろいろ遠回りしながら少しづつ書いていきたいと思っております。

最初の投稿なのに大変な長文ですみません。



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