夜に思ふ

大学院も後期が始まり、忙しさが戻ってくる

本格的に修論に取り組まなければならないし

実習にも行かなくてはならない

意外と思う人もいるかもしれないが

授業は大学3年生並にある

心理師は大学院からスタートなのだと感じていた

そんな中、Twitterに訃報が届いた

『さユりが、9月20日に永眠いたしました。』

休憩時間の時だった

驚きは隠せなかった

真っ先に思い浮かんだのは、何が起きたのか

何があったのか

さユりさんは、死んでしまったのか

そうなのか

そうなんだ

僕が知ったのは、中学3年生の時に乱歩奇譚のエンディングで
『ミカヅキ』を聞いた時だ。

だが、はっきりと曲を聴いたのはこの曲が最初で最後だった。

熱狂的なファンではなく、にわかな部類ではある

ただ、若くて力強い歌声は強く印象に残っていた。

だからこそ混乱していたのかもしれない

後から調べると、声が出せなくて歌えていない生活が続いていたのだと知った

唄歌いからすれば、生き地獄なのだろう

わからないが、理解できなくはない

だが、無理に知ろうとは思わない

そんな権利は行使できたとしても、持ち合わせていないのだから

だからこそ

本当に、お悔やみ申し上げます。

あなたは、満月に負けないくらい

強い輝きを放った

唯一無二のミカヅキでした。

もしあの世があるのなら

思う存分歌っていて欲しいです。


なんだか、月が見たいな。

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