在宅日記：13日目

4月14日（火）

本のすきなところは、開いた瞬間にちがう世界へと連れていってくれるところ。疲れた心をじんわりほぐしてくれて、また日常をがんばっておいでよと背中を押してくれるところ。心の余裕がないと文字がからっきし書けなくなるから、最近は定期的に、意図的に読書の時間を取るようにしている。1日に5分だけでもいい、小説の世界に入る時間を用意している。

今日はちょっぴり仕事をしたあと、積ん読に手をつけることにした。読書して、音楽を聴いて、映像作品を観る。このループは心を穏やかにしてくれるからすきだし、どれもわたしにとって欠かせないもの。ちなみにいまは、原田マハさんの『たゆたえども沈まず』を読んでいる。

最近はシナリオブックを読むことも多くなった。映像作品をまたちがう視点から見られるのでおもしろい。シナリオを読んでからもういちどドラマや映画を鑑賞すると、「このト書きはこう表現されるんだ」などという新しい発見ができる。おうち時間が増えたから、創作活動に黙々と取り組めてうれしい。

今日は、ひさしぶりに目覚ましをかけずにぐっすり寝た。10時間ほど眠れてとてもすっきり。休息日にしたので、またあしたからお仕事をがんばることにする。