周りの人に助けられながら生きる
11月28日、水曜日
仕事が立て込んでいるときに無性にnoteが書きたくなる衝動に駆られる気持ちに、なんと名前をつけよう。きっと、テスト期間中に部屋を片付けたくなる現象と同じだ。
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今のわたしは「ようやく味方を見つけられた」という気分。ずっと走り続けていたような気がするし、ずっと見えない何かと戦っていたような気がするし、ずっと誰かに怯えていた気がする。そんな先の見えない戦いがひとつ終わった、そんな感じがしている。
昔から「できない」「わからない」と声をあげることが苦手だった。
「苦手だからできない」と逃げると、周りを失望させてしまう……と謎のプレッシャーを抱えて生きてきた。
「苦手なら克服できるように超えなくちゃいけない」
「そこで逃げるのは人としてどうなの」
「超えられない試練はないでしょう」
……これらが、自分を苦しめていたわたし自身の考え方だ。自分で思っていたことなのか、周りの空気感からこう考えさせられていたのかはわからないけれど。
でも、社会に揉まれるうちに逃げていいこともあるんだと知った。
そして、「できるところをもっと伸ばす方がいいよ」と言ってくれる人がいることもわかった。苦手は捨てて、得意なところ1本で勝負できるくらいまでになればいいんだよ、という言葉に救われた。
わたしは普通の人ができることが、普通にできないことがある。周りの人がいないと生きていけないんじゃないか、自立とは何か、と悩んだことは一度ではない。
でも、書くことが好きで、興味が湧くことがあって、それを生業にできているんだから、生きている意味は見いだせたのではないかと思う。
きっと、わたしはこれからも書いて、文字と共に生きる。周りの人に助けてもらいながら。
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