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もらいものの人生であると旅で知る

寒さも暑さも急にやってくるものだけど、それにしても落差が大きすぎやしないか。
念のため持ってきたウルトラライダウンだけでは堪らず、近くのユニクロでヒートテックを購入した旅行3日目だ。

それだけではない。
朝の身支度中に流していた情報番組のお天気コーナーで、各地でドカ雪が降ったと知る。立ち往生するドライバーが向かっていた先は、まさに我々も向かおうとしているあたりだった。

ノープラン旅行とはいえぼちぼち旅の全体図を描けてきたところだったが、ここにきて描きなおしとなる。…まあそれは明日以降の話。

今日のところは雪の影響がなさそうな地域をあちこちまわった。天気はよいし、昨日よりも少し気温が高い。寒いとはいえほんの少し離れた地域でそんなに雪が降ったことが信じられない。

∽∽∽

信じられないことばかりさ。
あのとき違う道を選択していたら、あのときあの行動をとらなければ、あのときあんなことが起きなければ、出会う人に出会うこともなかったし今の自分はここにいない。

今ここでこうしている自分は信じられない確率のうえに在るのであり、そのように生かされているのだ。

楽しいことばかりでなく、苦しいことが起こるのもまた人生。
そして苦しいときには苦しさを受け入れて、また顔を上げて進んでいくのが人生。

今この生活をあたり前と思うな。
あたり前のことに感謝して生きよ。

頭のなかから「仕事」がいなくなると、いろいろなことを考えられるもんだねえ。

さ、旅程を立てなおしましょうか。



今日も読んでくれてありがとうございます。
あなたにとって最近の「信じられないこと」はなんですか?

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