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キャリアも出産も諦めない 2回目の卵子凍結 〜東京都の助成開始に感謝〜

先日東京都の助成金を利用して、2回目の卵子凍結を実施しました。
1回目の卵子凍結のレポートも書いていますのでURLを貼り付けますね。

今回は2回目とは言えども不安、緊張、焦りなどたくさんの感情がありました。このブログでは2回目の体験レポートや助成事業の流れなど、これから卵子凍結を考えている人に向けてお役に立てる情報を発信していきますので是非お読みいただけると幸いです。


なぜ2回目の卵子凍結を決意したのか

私が最初に卵子凍結をしたのは2023年8月です。その際には6個の卵を凍結保存しました。しかしながら、子供を授かるのに6個という個数では難しいのが現実です。一般的に妊娠するには10個の卵が必要と言われているそうです。私も以前医師より、12個ぐらい目標にしたいと言われました。1回目の凍結で6個でしたので、もう1回卵子凍結を行い、目標12個まで採卵したいという気持ちがあり、2回目の実施を決めました。

東京都の助成について

ちょうど1回目の卵子凍結が終わったあとに、東京都の卵子凍結助成のニュースが飛び込んできました。卵子凍結に係る費用はふつうのOLにしては高額になりますので(1回目の詳しい費用は冒頭に紹介したブログを見てください)、2回目はこの助成金を利用しようと思いました。費用面で卵子凍結を諦めている女性にとって助成金があることによって卵子凍結のハードルが少し低くなったのではないでしょうか。卵子凍結女性金の事業概要はこちらです。

そして先日、山梨県も2024年より社会的卵子凍結の助成を始めるというニュースもありました。こちらも情報をウォッチしていきたいですね。
https://mainichi.jp/articles/20240210/ddl/k19/040/110000c

2回目卵子凍結のスケジュール

ここからは2回目のスケジュールについて触れていきます。助成金の利用があるのでそこからお話しますね。

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①2023年10月5日:東京都卵子凍結助成金申請の説明会に参加
東京都の助成金を申請するには、こちらの説明会の参加が必須となります。
オンラインで約2時間ほどでしたが参加者が多くいことに驚きました。

②2023年11月5日:助成参加申請書提出
専用のフォームより、必要な書類をアップロードします。

③2023年12月15日:助成参加の承認通知が届く

④2023年12月23日:クリニック受診

⑤2024年1月9日:卵子凍結2回目周期開始
ここから採卵に向けての自己注射や薬の服用が始まります。

⑥2024年1月20日:2回目卵子凍結実施

⑦2024年1月28日:東京都助成金申請書送付
書類の送付と専用フォームからアンケートなどの回答をします。
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全体の流れとしてはこんな感じです。ちなみにこのブログを書いている2024年2月13日現在では、まだ助成金の振り込みはされていません。

→【更新】2024年4月下旬に無事に承認下り
 助成金振り込みがされました☆

2回目の卵子凍結 麻酔はどうしたの?

1回目の卵子凍結では局所麻酔にしました。理由は静脈麻酔にすると追加料金がかかるからです。しかしながら、局所麻酔では意識があるため採卵中に気持ち悪くなってきて大変だったので(このあたりのことは1回目のブログをお読みください)、結局2回目の麻酔は静脈麻酔で行いました。

静脈麻酔では点滴で眠った状態で採卵をします。点滴を打った瞬間から頭のほうがチクチク痛くなってきて気づいたら採卵が終わっていました。手術時間は15分ぐらいだったかと思います。術後は休憩室で2時間ほどお休みし、用意された軽食を食べました。

局所麻酔と静脈麻酔で迷う方、結構多いと思いますので私なりのまとめを作成したのでご覧ください。

※クリニックによって差異がありますので
 あくまでも参考程度にご参照ください。
(痛みについても個人差がございます)

ここからは実際私が行ったクリニック、採卵周期の自己注射、かかった費用についてお話しします。前回同様プライベートな部分ですので有料とさせていただきます。

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