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外資系メーカーに勤める公認会計士の日常|9. 小1の壁対策、開始!

なんだかんだ言って会社勤めは割と好き

さて、最近働き方についていろいろ思うところはあるものの、基本的に仕事は好きな私。過去には育休をわりとゆったり一年半以上×2回取得したのですが、その時に「私って家事より仕事の方が得意だな」と実感したというのもあります。料理のレパートリーも全然ないし、隅から隅まで掃除する勤勉さもないし…、こんな状態の私が専業主婦としてレベルアップしていくよりは、復職してお給料得る方が家族全体として効率がいいだろうとも思っていました。

専業主婦になる誘惑もある今日この頃

一方で、来春に小1の壁を控えている我が家。現在年長の我が子はとても元気な男子ですが、お世話的な大変さはすっかりなくなり、大人と楽しくおしゃべりもできるし、ひとり遊びもできるし、大人が一緒に観て楽しいバラエティ番組やスポーツ中継を好んでくれているし…それはまぁこの子ひとり相手するには楽勝!という時代に入ってきました。

この子が小学生になった場合の、私にとって理想のタイムスケジュール(※前回のnote参照!)は何か?本能のまま考えたらこうなります。

朝から昼過ぎまで多分在宅で仕事をして、小学校が終わって子供が帰ってきたらパソコンをパタッと閉めて一緒におやつを食べたり宿題をしたりして過ごす。なんなら長期休みは仕事せず、思う存分一緒に帰省したり旅行したりしたい。

…これが出来たら最高だよなと思ってしまう。でもこれって普通に会社員やってたら無理だよね?「朝から昼まで仕事」ってとこさえ諦めたら、他の部分は専業主婦にさえなれば実現できる?それともパートやフリーランスを視野に入れる?どちらにしても今と比べたら経済的にかなり痛い?例えば一年くらいの期間限定専業主婦ならお金のことはどうにかなる??

そんなふうにぐるぐる考えてしまい、今まであまり選択肢に入ってこなかった専業主婦も、にわかに有力選択肢に浮上してきたのです。

せめぎ合う二人の私の囁きはこれ

そういうわけで、頭の中で2人の私が囁いてきます。

「専業主婦になってみなよ!もうお世話が大変って時代は通り過ぎたんだから、一緒に過ごせたらきっと楽しいよ!お金はパパに頑張って稼いでもらって、私もできる範囲で節約すればきっと大丈夫だよ!」「こういうときのために公認会計士の資格取ったんでしょ?(←これは私にとってはまぁまぁ大きい)大丈夫、また働きたくなったら就活すればいいよ!」と言う私。

「だめよ、専業主婦になってはだめ!仕事が割と好きで、お給料ももらえて、幸いマミートラックもなく、出世レースからも外れてないじゃない。多少不満があるかもしれないけど世間からしたらこの会社はホワイト企業の部類よ。これをやすやすと手放していいの?」「いったん専業主婦になったとして、いつ復職するの?3年後にはまた次男が小1よ?その間にどんどん私も歳をとるのよ?また復職する元気が出てくる保証がないなら、経済的な不安はかなり大きいんじゃないの?」と言う私。

正直言って、幸い専門的な資格も持っているし、一年くらいの(数年くらいの?)ブランクがあってもまた普通に同条件で復職できるんじゃないか…と楽観的に考えてしまう部分はある。本能だけに従って選択するなら、年長の3月31日まで悔いなくバリバリフルタイムで働き、小1になった4月1日に専業主婦になり、やっぱり働きたいなと思えばまた就活する…というのが選択肢になるのかなと思う。

間をとって時短勤務に早速変更

いろいろ書いてきましたが、結局上記の二人の囁きのどちらにも当てはまらない選択を一旦してみました。その選択とは以下の通りです。

今すぐにフルタイム勤務から時短勤務に変更して、小1の壁までの残された半年間を時短勤務で働く練習に充てる。つまり、私が時短に切り替えても仕事がまわるように工夫・調整すると同時に、周りのビジネスパートナーにも私が時短勤務だと認識してもらう。

上記の「制度としての時短勤務への切り替え」+「実質的な仕事の調整」で「真の3時上がり」を勝ち取った状態で小1の4月を迎える(※「真の3時上がり」⇔「偽の3時上がり:定時を3時に迎えるのに結局夜中残業している状態のこと」私が今考えた造語です笑)

「真の3時上がり」が獲得できていれば、小1の一学期は専業主婦とそんなに変わらない対応ができるのではないか?つまり、最初の春休みは有休や半休をとって乗り切るとして(有休とるにも時短の業務量の方が調整つきやすそう)、平日は子供が小学校から直帰しても(または学童に短時間滞在して帰ってきてもらうにしても)3時以降は仕事を忘れて一緒に過ごせる。

この状態で粘って、小1の夏休みも同じ戦法(=頑張って可能なところで有休とりつつ、仕事する日は3時できっぱり上がる)で行けそうなところまで頑張ってみる。それでやっぱり時短+有休をフル活用しても難しいなと思ったら専業主婦になる。逆に長男が学童をとても楽しいと感じていたり、友達と遊びに行って結局あまり家にいない、とかいう状況だったら、そんなに有休使わないでもいいかもしれない。時短勤務にしたけど長男が相手してくれなくて暇だなっていうレベルだったらフルタイムに戻すかもしれない。

とりあえずこれでやってみます!

この選択肢で一旦取り組んでみます!どこかで「思ってたのと違ったな」という部分が出てくるかもしれませんが、その時々で軌道修正しようと思います。この選択肢のメリットは大きく3つあると思っています。

①退職するかどうかという重大な判断を、実際に小学校生活が始まってから下すことができる。新生活が始まってからでないと分からない想定外はたくさんあるかもしれず、その想定外を把握してから決断したいと思いました。

②今から私自身が時短勤務に慣れることで、小1スタート時点での私の仕事の方での想定外を避けることができる。子どもの状況の変化と私の状況の変化を別のタイミングにした方が良いだろうと考えました。

③仮に私が早い段階で「やっぱりフルタイムで働きたいな」と思った場合に、退職した状態から新たに就活するのは大変かもしれないが、今の会社で勤めたまま時短からフルタイムに戻すのは簡単。

そういうわけで、いろんな方面に保険をかけてあまりリスクを取らないで済んでいるのがこのオプションかなと思っています。正直少し前まで「せっかく今フルタイムで頑張ってるのに時短にして出世レースから外れたらやだな。ギリギリまでフルタイムで粘って様子みようかな」と考えている時もありました。でも、自分の理想の24時間に近づくために、小1の4月をより良いコンディションで迎えるためには、今は昇進とかはいったん横においておこう、と優先順位をつけることができました(時短勤務でも昇進が狙えるかどうかについてはまた別の機会に考えよう)。また、時短勤務だとお給料が減ることも気になっていましたが、ギリギリまでフルタイムで粘っても結局専業主婦になるんだったら、時短勤務でお給料が減ることくらいは誤差の範囲だろうと思うようになりました。

お子さんの小1時点で時短勤務が選択できないご家庭にはもしかしたら参考にならないかもしれず、すみません(我が家は下に未就学児がいるのと、会社の制度で小学校低学年は時短勤務可能という事情があります)。同じく小1の壁に悩むご家庭のご参考になりましたら嬉しいです!


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Amy
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